2017/10
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柏と手賀沼 放射性廃棄物処理場見学
今日は環境生活警察常任委員会の企画で、柏市南部クリーンセンターと手賀沼終末処理場を見学に行ってきた。

朝9時40分にバスで県庁出発。一路、柏へ。
11時、南部クリーンセンターで井原環境部長から説明を受ける。
状況を説明する部長の口調は、深刻。
柏では、焼却場は南部と北部がある。

北部は、流動砂炉。焼却灰は、南部ほどには凝縮されないので7月中旬から枝草を除いて焼却を開始し、埋め立て基準である8000ベクレルを下回ったため民間の最終処分場へ焼却灰を搬出している。今は2000ベクレル以下とのこと。

一方、南部クリーンセンターは、ストーカ炉と灰溶融炉が合体した施設。焼却炉で前処理され焼却灰、飛灰を1200℃以上の高温で加熱、溶融する灰溶融炉が一体となった施設。いったん投入されたゴミは、自動的に灰溶融施設まで行きスラグになって出てくる。ダイオキシンは発生せず、灰はごく少量となってガラスの固化物(スラグ)となる。

だから南部センターでは、北部センター施設よりはるかに濃縮される。放射能濃度も高くなる。
8月15日
南部センターでも、北部と同様に枝草を除いて焼却してみたが、結果は放射能濃度は変わらず、ドラム缶に詰めて工場建屋内に仮保管することにした。

収集した草・枝等は北部クリーンセンター敷地内と第二最終処分場(旧沼南町)に仮保管中。

9月7日
南部クリーンセンターは定期点検に伴い焼却停止。
11月9日
北部が満杯になって、南部を再開。
24年1月5日
南部を再び停止(北部にやや余裕が出てきたから)。南部の可燃ごみを北部に移送し焼却を開始。
3月13日
南部の焼却開始。(約45日間だけ)。
旧沼南町にある第二処分場が草・枝で満杯になったので、南部の建屋内でドラム缶置き場をさらに確保し(これが、通常はメンテナンス用の連絡通路なので、ここをドラム缶で埋めてしまうと、職員は今後仕事場の出入りがさらに窮屈になる。安全確保もおぼつかない状態)
たまった草・枝(第二に保管してある分)2000トンを処分したい意向。しかし、全量を枝・草だけで焼却すれば、また濃縮されるので、枝・草の割合を50%程度に抑え一般ごみと混ぜて償却するつもりだという。限定45日間で、2000トンのうちの1500トンを焼却できればいいな、と思っているとのこと。

これをやらないと、新たに発生する枝・草の保管場所が確保できない。

という話を一気に聞いた後、現場見学。

たまげました!
柏1

南部クリーンセンターに保管されている焼却灰のドラム缶は1049本(3月2日現在)
それが、南部センターの地下1階と2階に保管されている。「決して倉庫に保管しているわけではありません。」
という説明は受けていたけど、まさか、まったく稼働中のウィ~ンと言って機械が動いている施設内の隙間のありとあらゆるところにドラム缶がびっしり!その上に青いシートが張られている。足もと、機械の裏、階段下、スペースなんてあろうが無かろうが、どこもかしこもドラム缶、ドラム缶・・・!青いシート!
柏2
柏7
柏8
作業場の足場の下も青いシート。その脇も、そして、そこに線量計を図りつつ仕事する職員
柏足のした
柏足のした2
さらにドラム缶は続く。
柏ドラム缶追加

ここで仕事する職員がいる?!
ドラム缶の放射性濃度は、ご覧の通り。
定期的に図ってペーパーをその上に重ねていく。最新版のここの放射性濃度。
2.23μSv
議員の一人が持ち込んだ線量計で図った値も似たようなもの。
柏10
柏3

これは、当初の値としきり板を貼った後の線量。これだけ下がりました、と言うけれど・・・。
もとは、11.5μSv。それが0.15μSvになった。う~ん・・・。
柏放射能値変化

職員は線量計を持ちながら仕事しています、と言うけど、これは、職員の安全がほんとにこわい!
過酷としか言いようがない職場環境だ。

そして、最後に見たのが一階の通路をふさいで、ドラム缶置き場にしようとしている空間。
ここまでふさいで、どうする!
なにかあった時、職員の動線はどうなる!
柏通路

ようやく、井原部長の緊迫した悲痛な顔の訳がわかった。

お昼を挟んで、今度は一時保管候補地の手賀沼終末処理場へ。

疲れたので、ここまで。一休み。続きは明日あさ。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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