2017/06
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蓮池透さん講演会
朝5時55分、いきなりどーんと突き上げる地震。
起きて、慌ててテレビで確認。市からのアナウンスもあり。震度4だという。

一緒に寝ていたネコのハナコも飛び起きて、右往左往。(落ち着いて、ハナコ!)

ともかく事なきを得、午前中は原稿のまとめ。

午後は、蓮池透さんの講演会。
駐車場がどこも満杯で、うろうろ。YOUホール3階は、ほとんど満席かと思うほど大勢の人が集まっていた。

蓮池さんの本日の講演のタイトルは「原発と拉致」。

ご本人は、北朝鮮による拉致問題では長く「家族会の事務局長」を務めたが、「制裁より対話を」という考え、主張を批判され、「家族会」を除名されている。

透さんには「左右の垣根を超えた闘いを」というタイトルの本も。

前半は、拉致問題。後半は原発の問題。

お話の中からいくつか印象的な言葉を抜き書きする。

「私は、北朝鮮に対する「経済制裁」には賛成したことがない。
みなさんにお願いした署名の文面も、「家族を取り戻してください」と政府にお願いする文面だった。それがいつのまにか「経済制裁によって北朝鮮を追い詰め、家族を取り戻して欲しい」という論調になった。」

「何かを勝ち取るための闘いの両極を「平和的」と「武力による」に分けると、「経済制裁」というのは、武力による」に近い。」

「私は、必要なのは「対話」である、と言ってきた」

そんな透さんの主張を聞きながら、昨日の県議会の某議員の発言を思い出していた。

彼は、拉致問題に言及し、「国民の税金である朝鮮学校への補助金はすっぱり打ち切るべきだ」と叫んでいた。

朝鮮学校の人たちは、子どもたちに母国の文化、言語を継承しようとして真摯に日々の教育に取り組んでいるだけ。
私たちも何度か見学に行き、交流し、献身的な先生たちの指導ぶり、家族的なつながりの中で行われる教育に羨ましささえ感じて来た。
なのに、千葉県は、朝鮮学校に対するささやかな補助金さえも今年はカットして、出していない。

こどもが教育を受ける権利は、万国共通。
大人の事情に左右されて、教育を受ける権利に隔てがあってはならない。
ただそれだけのこと。
イデオロギーの違いや、貧富の差で、こどもに辛い想いをさせてはならないはず。

蓮池さんは、東電で働いてきた。福島第一原発の保守管理なども担当してきた。

メルトダウンなんて1000万年に一度の確率だと言われて、その「安全神話」を信じてきたという。
しかし、事故後、様々な事実を隠蔽する東電に、自らもそこに身を置いて来たにもかかわらず、腹が立った。

蓮池さんは、技術屋さんらしく、タンタンと語る。
決して東電に過剰に肩入れするのでもなく、かと言って一方的に批判するのでもなく、タンタンと、語る。

だから、その言葉が信じられる。

拉致問題に身を挺して関わってきて、政治や、人の裏表を見てきたからこそ、タンタンの「今」があるのだろう。

詳細は、「私が愛した東京電力」蓮池透著、~拉致と戦争と原発を結ぶもの~を読んで欲しい。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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