2017/05
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市川市民活動センター見学
市民ネットの三つの活動の一つで、まちづくりを考える部会があります。

その部会のメンバーと、市民活動センターが十分に機能している先進的な市として評判の市川へ出かけました。

私は、午前中は、県ネットで広報紙面の打ち合わせがあり、そこから市川へ直行して合流。

活動センターは、賑やかな本八幡駅の近くにありました。

人口47万人の市川は、江戸川を挟んで東京都と隣接しています。

鉄道は7路線、市内に16も駅があります。交通の便も良く、ほとんどが、東京へ通っている千葉都民と言われている人たちが住んでいます。

市川、市原は一文字しか違わないのに、ここはほんとに人が多くて、びっくりです。

市川では、個人市民税納税者は23万人。その納税額は360億円(平成23年予算ベース)
ほとんどが源泉徴収なので、納税意識も薄く、自らが住んでいる地域に対する帰属意識も低い、とのこと。
ただし、市民活動の歴史は長く、多くの団体が活発に活動しています。

そこで、自らの納税額がどのくらいなのか、関心をもってもらい、かつ、納める税金の1%を、自分がこれと思う団体に寄付してもらうことで、市民活動にも関心をもってもらおう、ということで、「1%支援制度」を始めたのだそうです。

これがその説明が載っている20ページにわたる冊子。
1%支援

冊子には、支援制度とはどういうものか、詳しく丁寧に書いてあります。市民は、前年度自分の個人市民税がいくらか知り、その1%をどの団体に支援すればいいか、自ら決めます。

冊子には、平成23年度支援を受けたいと名乗り出た126団体の紹介が出ています。(市川には400ほどの市民活動団体があるのですが、そのうち名乗り出ているのは126団体なのです。)

保健・医療・福祉団体、シ社会教育団体、まちづくりをめざす団体、文化・芸術・スポーツ団体、環境保全団体、人権・平和・交際交流・子供の教育などなど多彩な団体が目白押し。支援は、事業の最大1/2まで行います。事業の半分は、団体が自ら頑張って資金を集めます。

支援はしたいけど、どこを支援したらいいのかわからない、という場合は「基金」を選びます。

選ぶのも大変ですが、手続きもちょっと面倒。そのため、実際にこの支援制度を利用しているのは、納税者のうち4%ほどだそうです。

平成22年度は10061人が支援を申し出て、有効と決定されたのは8893人だったそうです。やはり、申請書類が、ちょっと煩雑かな?
すべての納税者の1%がカウントされれば3.8億円になるのですが、それが無理でも、せめて10%まで周知したい、と担当者は話しておられました。(平成22年度集まった総額は2100万円ほど)


そもそも市川では、平成11年から、ボランティア支援課を設置しました。(ひとつの課がボランティアのことだけ担うというのは、当時も珍しかったそうです。)

その後、公募の市民委員も含めて、「まちの縁側」構想が提案され、動きはますます活発になっていきました。

そして、平成13年、ボランティア・NPO活動センターが誕生。支援課は、当初からここに置かれました。
センターは登録制ではないので、だれでも備え付けの印刷器やコピー機、折り機などが使えます。
もちろん、会議のスペースも、たっぷり。

ボランティア支援課は、平成20年度に企画部ボランティア・NPO担当に格上げ。

納税者しか支援できない、というのはおかしい、子供だって、主婦だって支援したい、とうことでスタートしたのが「エコボカード」
1カードが100円にあたります。ボランティアをすれば、20ポイントになります。そのカードがいっぱいになり、それを支援に当てることもできます。
これがエコボカード(よく見ると、ポイントのマーク、ハートが4コついています)
エコボカード

空き缶2こで、1ポイントになる空き缶回収機も市内各地にあります。
このエコボカードは様々な使いかたがOKとなっていて、今後さらに可能性が高まりそうです。(一種の地域通貨の役割でもあります)
あとで案内してもらった回収機の前でちょうど、空き缶を持ってこられた方がおられて、写真を撮りました。
エコボ1
回収機の下の部分には、こんな使い方もできますよ、という文章。
なんと、銭湯への入浴代にも使えるんだそうです。いきですね。
エコボアップ

次の写真は、支援センター内で、打ち合わせをしておられた団体の方々。楽しそうでした。ここは真剣な顔。
「ブログに載せていいですか?」と、お聞きしたら、「いいですよ」と言うことで、一枚パチリ。
市川市民活動市民
最後に、私たちも、一枚、記念です。
1市川市民活動

丁寧にご説明いただいた職員の方々、ありがとうございました。

プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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