2017/08
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地震・津波議連熊本研修
熊本地震から1年。地震津波議員連盟の幹事の皆さんに段取りをしていただいて、念願の熊本を訪問することができました。
(5月10日~12日)

一日目は、羽田から熊本へ。そして、最大被災地である益城町の町議会へ。
益城町は、熊本市郊外の町で、熊本への通勤圏にあり、人口が増えていた街です。
平成の大合併の誘いもあったそうですが、町を愛する人の勢いが強く、「住民投票」で合併しないことを選択したそうです。
訪問したのは、ご覧のとおりの仮設庁舎です。
1益城町仮庁舎
益城町仮設私も

脇の階段を上がって議会棟。もちろん仮設です。
益城町本会議場(仮)
本来の議会棟はこんな惨状です。もしも議会開会中であったら、と思うとぞっとします。
益城町議会崩壊

視察や訪問の対応もひっきりなしだと思いますが、それでも応じていただきました。
熊本は、台風被害や暴風雨対策は従来から万全に行ってきましたが、地震対応はほとんどしてこなかったそうです。
そのため、現場は、大混乱。(当然だと思います。)

14日の前震(その時はこれが前触れだとは思いもしない)、そして、16日深夜の本震。
もしも、本震が日中だったら、もっともっと人的被害は甚大だったろうと思われます。

停電、・・・情報遮断(電話回線は1本しかつながっていなかったそうです)、絶え間ない余震。
直接亡くなられた人は20名。震災関連死は17名。その他重軽傷者156名。
家屋の損壊は、全壊が2773棟、半壊3044棟、一部損壊4391棟の合計10208棟。
全く問題なかったのは、157棟だけ。

延避難者数は36万8876人。(最大避難者数は4月17日の1万6050人)
この中には、地区公民館、空き地、車中泊の人たちは含まれていません。

そして特に被害が集中したのが、町役場周辺。庁舎は、倒壊。

・・・体験がないため、職員は、避難所運営に、2ヶ月間、追われたそうです。
(職員自身も被災者であるにもかかわらず、苛立つ住民の怒りの矛先は、職員に向かい、
そのためさらに職員の中には、ストレスが極限に達し、心身に不調をきたした人が多かったそうです。)

詳細な経過説明、震災対応のご苦労、課題などお聞きしたあと、現場に向かいました。
写真は、庁舎の継ぎ目部分。ここが最も弱い。地盤がどこも波打ってデコボコ。
今後、どこに本格的な新庁舎を建てていいのか、途方にくれます。
益城町庁舎倒壊

益城町総合文化会館も使用不可。
地盤沈下の凄まじさ。沈下は最大1.5メートル。
益城町総合文化会館地盤沈下

その後、6月から、ようやく1265戸の仮設住宅が整備され、入居開始。
倒壊家屋は、公費で解体撤去をしています。
その罹災証明がまた一苦労。県内外から多くの自治体職員が応援に駆けつけてくれたそうです。
約3000棟の解体撤去を見込み、平成30年3月までに終了予定。

今は、復興計画を作成し、順次取り組みを開始しています。

翌日は、熊本市役所へ。
熊本市役所エントランス
熊本のシンボル、熊本城の石垣が倒壊している様は何度もテレビで見ましたが、その時の状況、その後の修復計画など伺いました。
熊本城本丸倒壊前と後
こちらは後で、現地へ行った時の写真
熊本城崩落前にて
今後、20年間で、石垣の復旧などを実施する計画となっています。

公費が当てられない部分については、
熊本城災害復旧支援金を募集して対応を図ることにしています。マスコミで大きく報道してもらったおかげで、
一口1万円の寄付がすでに6万人を超えたそうです。
ちなみに振込先の口座は、HPで見ることができますのでご覧下さい。

Yahoo!基金
http//donation.yahoo.co.jp/detail/5064001 
熊本城は、お天気もよく、観光ブランティアのガイドさんが、暖かく丁寧に説明してくださいました。

午後は、熊本県庁でお話を伺いました。
ここで説明してくださった熊本県危機管理防災企画監 有浦隆さん のお話が、抜群でした!
IMG_4587[1]
右はじの人です。
熊本地震~職員教育と教訓~
ご本人が、何度も「本来は、90分でお話することを30分でお話します」とおっしゃいましたが、
本当に30分では、語りきれないお話がどっさり!
学ぶべきことも、どっさり!

詳細は、また,稿を改めて書きます。(出かける時間です)


プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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