2017/05
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地域医療構想と地域包括ケア講演会
椎葉茂樹さん(厚労省大臣官房審議官、医政、精神保健医療、災害産業対策、医薬品等産業振興担当)の講演会が、
YOUホールで行われました。

タイトルは、地域医療構想と地域包括ケア(の個人的見解)

会場は、医療従事者、介護関係の方々、行政、その他関心成る方々で、ほぼいっぱいです。

本題に入って、まず、国の医療政策は、どの部局で、どんなことを審議しているのかの説明がありました。

医政局・・・・医療提供体制、つまりそんな施設(病院等)をどこまでつくるか、どんな人材の確保・強化が必要か、などを審議

保険局・・・医療保険制度の検討、診療報酬の再考などを審議

その他に
老健局・・・介護保険・介護サービスの検討(今や10兆円規模野)

健康局・・・疾病予防対策を検討(ここもよくニュースにもなるところ)

医療生活衛生局・・・医薬品・医療機器に関する審議(ここがどんどん肥大することが怖い)

障害福祉保健局・・・障害福祉医療サービス

政策統括官・・・・医療ICT(情報)の整備・促進を検討する(今どきの電子カルテは常識、介護分野でももっと必要)

労働基準局・・・・医療従事者の働き方。国も「働き方改革」を推進し、医療従事者の長時間労働を抑制しようとしている。
          (問診に当たって、職業を聞くことも必要なご時世となっている。)

縦割りで互いの縄張りを侵さないことを優先するのでなく、「生まれて、生きて、死ぬ」人の暮らしを全うする事をめざしてほしい、当たり前ですが・・・。

地域医療構想が策定され、国では、平成30年までに
診療報酬・介護報酬の同時改定、
「医療計画、介護保険事業計画」の再構築、
同時期に、国保の財政運営の都道府県化  をめざす。

病院型から在宅医療(最期まで家で、あるいは施設で)へ大きく舵を切る。

その場合、結局、病院、地域診療所、介護施設、医療従事者への診療報酬(あるいは介護報酬)見直しが、大きなカギを握ることになる。

厚労省は、消費税は、医療・介護に当てると言い続けてきたが、
その内訳が気になる。
高度医療にかかる経費、難病対策の高い薬剤費、防疫体制の強化という名前の薬剤のばらまき…等々に、せっかくの消費税増税分が、ダダ漏れ状態になってはかなわない。
(この分野の方が、華々しく、業界圧力も高そうだ)

在宅診療の大きな一翼となるのは、「特定行為を行う看護師の養成」です。
じれったいほど、遅々として進んでいないような気がするのだが、
それは、国の本気度を、地方自治体や、医療関係者が疑って、様子見をしているからではないかと思う。

(療養型病床群の推進を国が掲げて、その案に乗った病院が、結局苦労している事例もある)

なにより患者の立場に立って、医療改革を進めてほしい、と痛感する。

椎葉先生、お役人の殻を破ろうとする(破っている?)わかりやすい説明、ありがとうございました。
改めて、国の動向を学びなおすことが出来ました。

最後の質疑の時間で、姉崎の五味先生から、現場の在宅医療を担う立場から、国の医療政策、診療報酬改定に当たっての痛切な実感のこもったいくつかの質問、要望があり、思わず深くうなずきました。

今後、県の役割、取り組みの進捗状況、などヒヤリングします。




プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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