2017/08
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紀子さんのノルウエー報告
済んだことでも、面白かったことは遅ればせながら報告します。

8月9日(火)、午前中は、県ネットで福祉プロジェクトの検討会議が行われたのですが、午後はとんぼ返りで、市原へ。
元気でパワフルな田中紀子さん(木更津市議)のノルウエー視察報告会をネット事務所で行いました。

あれこれ調査したり、それをわかりやすくまとめた冊子を作ったり、と超多忙な紀子さんによる報告会です。
私自身も、市議の時に、一回市議団視察で訪問(もちろん報告書はばっちり作り、報告会もしました)。
また県議になって夫とともに観光旅行で一回、北欧に行っています。(それでもやはり北欧のすごさは感じました)

あまりに政治、思想、仕組みが違って、まずそのことが呑み込めず、目を白黒しながら通訳さんの話を聞いたことを思い出します。
(しかし、素晴らしい体験でした。ノーマライゼーションの意味をほんとに実感できました。あの体験が福祉を考える際の原点となっています)

さて、紀子さんです。
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パワーポイントによるわかりやすい説明。

NPO、行政マン、オンブズなどなど多彩な方々にあっていることが分かります。
一例です。平等、差別撤廃オンブット。
女性の差別撤廃だけでなく、移民、同性愛者に対する排外主義的動きに対しても運動する団体です。
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日本では考えられないくらい、ともかく「平等が良い、のだから何が何でも平等!」という人権意識の高さが、まぶしいです。

次は、働く女性の権利を守る日本の商工会議所のようなところ。
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ノルウエーは王国だけど、みんなの意見を聞き、みんなで働き
みんなで税金を納めて暮らしを維持していこうとする思想がいきわたっている。
(それは、スウエーデン、デンマーク、フィンランド等も同じ発想です。)
この団体は、ノルウエー最大の組織だが、2003年に法律ができて、組織の40%は女性理事が占めることを目指した。現在は達成している。

だれもが、しっかり働き納税できる働き方が、当たり前になっています。
次は、保育。女性が働き続けるためには、保育が不可欠。
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こどもは1歳から保育所へ。(1歳までは母子が一緒がベスト、という考えです)
保育士の確保は?保育士の報酬は?という質問は、ここでは、恥ずかしい。
なんで?当たり前に働いているのだから、当たり前に報酬があって当然でしょ?
なんでそんなことを聞くの?という怪訝な顔をされるのが、オチです。

延長保育は、ない。
そんな遅くまで母が働くのは、子供にとっても、親にとっても不自然だから・・・。理由が明確です。
ワークバランスも当たり前。休日は、お父さんが、ベビーカーを押して歩く姿が、ぞろぞろ、一般的です。

紀子さんのレクチャーの良さは日本と<ノルウエーの比較(数字)をしながら話してくださること。
だからよく理解できます。…我彼に違いに、ため息も出ます。
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最後は、真の平等とは、どんな概念か、を説明する絵です。
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同一のサービスを提供するのが必ずしも平等を実現することでなく、その人にとって必要な支援を行うことによって、同じように社会参加を実感できるように仕組みを整備することが肝心なのだと、よくわかります。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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