2017/10
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政治的教養を育む教育 研修 & 小西さん×鳥越健太郎さんの講演会
夏の参議院選挙から「18歳からの選挙権」が導入されるのを受け、
県総合教育センターで、公立高校および特別支援学校の教師167名を対象に研修会が開かれました。

県議会文教常任委員会のメンバーも参加OKということで、私も含め、数名が参加しました。
朝の鎌取駅での駅頭のあとの参加です。

まず、県選管から公職選挙法改正のポイント、留意点などの説明。

次いで、政治的教養を指導する際の留意点、および、生徒の政治的活動がどこまで許されるかの説明。(この部分は、後で資料をもらいました。だから、話はほとんどわからず)
(教師用指導資料を詳細に読むと、よくわかるようになっている。)

以下、思いつくまま拾いました。

高校三年生は18歳と17歳が同じクラスに混在している。
選挙権の有無、選挙運動がどこまで可能かなどで差が出る。
18歳未満の生徒が、18歳になった生徒に自分が支持するのと同じ特定の政党や候補者の投票するよう呼びかけたり指示するよう働きかけると、満18歳未満の者による選挙運動とみなされる恐れがある。

また教師が18歳以上の生徒に対しては、
授業の中であっても、どの候補者に投票したいか尋ねるような学習活動を行うことや、
選挙後、投票に行ったかどうか尋ねることは、秘密保持の趣旨から控える必要があるのかどうか・・・(ここは、よくわからない。)

中立性を保ちつつ、授業を組み立てる難しさが、ひしひしと伝わってくる。

しかしそこは高校の先生!
会場からも鋭い質問が相次ぎ、即答できない質問に対しては、後日返答する、という対応がいくつもありました。

午後は東洋大学の林大介先生。

「主権在民」の主権者は選挙権を持った人だけのものではなく、赤ちゃんから大人まですべて含まれる。
だから、主権者教育は、幼いころから始められる。
子供時代から市民性を醸成する、子どもを一人の人間として尊重する人権教育が必要。

日本はシルバー民主主義と言われている。
60歳代は1800万人、しかも投票率は68.28%。1240万票を持っている。
一方、20歳代は1300万人。投票率は32.58%。結果、420万票しか、政治にその意思が反映されていないことになる。

こうした実態を、しっかり把握して、政治を動かすためには、投票に行くこと、そして、政治を変えられたという成功体験を持つことが大切。

もう一つは、この副読本は「べからず集」のようになっているが、しかし、読みようによっては、「禁止されていないことは、やってもいい」ということ。
思い切って、そこは教師の力量が問われていると思って様々な工夫を凝らして、生徒たちに政治参加の必要性を指導してほしい。

ざっくりとした要約だけど、これが、私が印象に残った先生のお話の趣旨です。元気になりました。

その後、浦安南高校の長束倫夫先生の実践報告。
「選挙に行かないと損をするよ」という発想で、候補者をどう選ぶか、自ら考え、学び発表するアクティブラーニングの手法を交えての実践報告でした。

もう一例は、流山おおたかの森高校の大塚功祐先生の「新聞を活用した授業実践について」身近な新聞を活用する地道な取り組みと、その結果2014年12月に実施した衆院選の模擬投票では、なんと66.7%の生徒が自主投票を行ったとのこと。

政治を身近に、政治は、自らの暮らしそのものを変える力を持っていることを、声高でなくても伝え続けることで、生徒が変わっていった事例として、参考になりました。

そういえば、明けて今朝、姉崎の駅頭でネット通信を配布したのですが、高校生で自分から手を出して受け取っていく子たちの姿があり、ちょっと胸が熱くなりました。
もしかしたら、この生徒たちも、こんな政治教育を受けているのかもしれない、と感じました。

*****:

昨日の夜は、千葉市文化センターで、小西ひろゆきさんと鳥越俊太郎さんの、<がけっぷちの「報道の自由」>の公開討論会。
時間の足りない中での告知でしたが、おかげさまで会場はびっしり満席。
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鳥越さんの「崖っぷちでなく、すでに崖から落ちていますよ」のコメントが辛い!
ほんとに、日本は危機的な状況です。
3月に国谷裕子さん、古館一郎さん、岸井成格さんが、一斉に降板した日本。
どこまでこの国は、窮屈になっていくのか。鳥越さん自身もそれ以降、朝日のニュースステーションからお呼びがかからなくなっているそうです。
この締め付け異常事態は、田中角栄さん、小泉純一郎さんの時代にもなかったこと。
安倍さんは、第一次安倍内閣の時の成功体験と失敗体験に基づいて、今巧妙にマスコミをコントロールしている。
報道とは、本来どうあるべきか、原点に立ち返って考えてみるべき。

アメリカはいろいろ問題はあるけれど、それでも民主主義の復元力がある。
それは、民主主義が深く根付いているからだろう。
しかし、日本は戦後、棚ぼたでもらった民主主義なので、根が浅い。
一旦おかしくなるとどんどん右傾化していく。

また「空気」を読む、忖度する、自重する、同調圧力が働く、など、問題が多い。
しかし、日本の復元力を信じたい。・・・と強く締めくくられました。

あれこれ想いつつ帰宅しました。
蛇足のイラストです。
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プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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