2017/10
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金子勝さん講演会
9月18日夜、「市民ネットワーク・ふなばし」と「市民ネットワーク千葉県」の共催で
金子勝さんの講演会をしました。(船橋ききららホール)

タイトルは「社会保障の現状」~増税分は何に使われるのか~
タイトルだけでワクワクします。
歯切れのいい金子勝さんの講演会。
1金子勝さん講演

そもそも消費税増税分(5兆円)は、社会保障の充実が目的だったはずだが、
蓋を開けてみれば、社会保障の充実には、0.5兆円(つまり5000億円)充当するだけ。

なぜ?
消費税は、目的税ではなく、一旦政府の財布に入ったお金には、色がついていないから。

財政赤字の補填。
防衛省の概算要求には6000億円を超えるてんこ盛りの大判振る舞い。
地方創世の名目で、来春の統一地方選挙前ということもあって、優先課題推進枠で4兆円がばら撒かれる。
これって、特定政党の選挙対策費ではないか、という指摘も。

あげく、消費税増税で、景気が冷え込んではいけない、景気が悪くなっては大変!とばかりに、法人税の引き下げの検討、といういつものパターンを繰り返す。・・・などなど。
かくて、消費税は、文字通り、むだに消費されていく。

われわれ庶民には、日々の買い物で、消費税増税は、「え?こんなはずでは・・・」という感じで響いている。
しかし、お国を仕切る政治家たちは、
そんな庶民や、中小や零細企業の痛みには、頓着なし。

これは、国が「税金振り込め詐欺」をやっているようなもの。

格差拡大する社会の中、集団的自衛権やら特定秘密保護法やらで、じわじわと国の足元は液状化し、
安倍政権の敷くレールは、いつかきた道へと、日本を導こうとしている。

福島原発事故は、これまで経験したことのない最大規模の公害であり、
今も13万もの人の人がふるさとへ帰れずにいるというのに、
国も国民も、見て見ぬふりをしている。

大熊町、双葉町に中間処理施設を作り、そこに県内の放射能汚染された土を運び込む計画は、
札束で横っ面を叩き、中間処理処分場を受け入れる代わりに、30年間で300億円あげますよ、という話。

3年で運ぶと言う計画だが、考えても見よう。(単純な算数)
東京ドーム30個分の敷地に、トラック250万台分を3年で運ぶ計画ということは、
つまり、1日にトラックが、2800台、決められたルートで走ることになる。
(ありえないでしょう!)

しかも各地に今保管されているのは、フレコンバックに入った状態。
フレコンバックは、5年で劣化しボロボロになる。
(ほんとにそうです。市原でも、硫酸ピッチを除去したあとの汚泥をつめた袋は、ゾンビ状態でボロボロのずたずたでした。)

量ばっかり嵩ばった状態で、運び込むなんてバカバカしい。減容化しなければ。
(水俣やイタイイタイ病被害の現場を再生させてきた経験が、全く生かされていない)

今後、我々が考えるべきことは、
1)まず、大切な人権問題から目をそらさないこと。(福島、沖縄、などなど)
見るべき「人権」課題から目をそらしているうちに、じわじわと自らの人権も侵されていくことになる。

2)女性が、真に活躍できる社会にすること。
女性の管理職の割合を増やすと言っているが、現在の男性が置かれている長時間労働のあり方を見直さなければ、
事実上、女性を幹部候補生から締め出していることになる。

(これは、安倍政権の今の目を背けたくなる女性大臣の布陣みたいなことでなく、もっと本質的に、女性が働きやすい環境を作ることです)

3)一極集中、大規模化でなく、分散型・多様なネットワーク型に転換すること。
(地域産業やエネルギー政策も含めて)

4)最後は、従来の「家族」のありかたに立った社会保障制度でなく、「個」に立脚した制度に再編すること。
今は、雇用が壊れ、家族が壊れている。
少なくなったパイを「分け合う」のでなく、新しく生まれ変わった産業構造とすること、などなど、

なにしろ、息もつかせぬ怒涛の2時間の講演。
ここでは書けないことも、書ききれないこともいっぱいです。

かいつまみすぎて、わかりにくいところは、ご容赦ください。
ギャグも満載!で、目を白黒させてお話を聞きました。

最後に、書物にサインしてくださる金子勝さんと、厚かましく、ツーショット。
金子さんと私
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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