2017/08
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子ども・子育て支援新制度学習会
7月25日、子ども、子育て支援新制度は、都市部の待機児童解消が社会問題となって、制度改正の方針が示されたものです。
しかし、都市部と農村部では事情も異なります。
講師の近藤幹生先生は、長野県、山梨県、千葉県で、自ら私立幼稚園保育士、園長を務めてこられました。
だからこそ、あくまで「すべての子どもの保育をうける権利の保障」という観点から話を進められました。

改正されるのは、とにかくややこしい!
そもそも、3つの法体系から成り立っています。
1)子ども・子育て支援法
2)認定こども園改正法
3)関連する法律改正(児童福祉法その他、約50法!)

これまでの保育の場は、保育園、幼稚園、認定保育園(4種)、認可外保育園、でした。
それが、従来の保育園、幼稚園、幼保連携型認定保育園という 「施設型保育園」に、
小規模保育(6人~19人)、縦鋳型保育(5人以下)、いわゆるベビーシッター、。事業所内保育所・・という地域で保育する場合に保育料を給付するタイプを、正式に加えるものです。
(こっちも、従来からあった制度です・・・ややこしい)

近藤先生は、とかく「公立 対 私立」という比較がされるが、本来保育園の給与は小学校教諭程度の給与にすべきと主張されます。

もっとも大きい変化は、保育の必要性を認定するようになること。
11時間の預かりを希望しますか?8時間の預かりを希望しますか?と時間当たりの単価が設定され、超過負担時間は親が負担する?行政が負担する?という話になる。
保護者と保育施設は、直接契約になるので、子どもの保育が、いわば、「介護保険」のような仕組みになると思えばいい。

保育所なり幼稚園なりの同じ空間で、違った生活スタイルの子どもが暮らすことになる。
ある子は、夕方帰り、ある子はその後も、お残りで、お母さん(お父さん)のお迎えをじっとさびしい思いをしながら待つ・・・。いいのかな?(*_*)

送迎時間が短縮される、都会では十分なスペースが確保できない、という理由で、中央線の線路下で、保育が行われる。
そんなところで、保育する保育士の気持ちを考えたことある?
そんな場所で、子どもの心が、のびのびと育つ?

子どもの大切な成長過程の時間を、ビジネスライクに割り切ったり、必要な景観や空間がないまま、檻に入れられたように保育される子どもの気持ちは、どうなる?胸が痛みます。

こんな発想が出てくるのは、国も、有識者も男性中心に決めたせいではないか・・・。

本来、待機児童はどのように解決されるのが望ましいか?
保育士、面積、園庭など必要条件をしっかり備えた認定保育所であることが望ましい。
しかし、新しい定義では、認可外保育を受けている人は、待機児にカウントされないしくみなってしまった。そんなからくりで、待機児童を減らした、というのは、インチキ!

政治が果たすべき役割は、認定外の保育の場をできるだけ、認定基準に近づけるように制度設計すべき。

株式会社の参入が問題になるが、保育は本来儲からない仕事。
そこで営利を追求しようとすれば、人件費を削減するしかない。
(通常は、保育所は、人件費が8割。その割合を60%におとせば、何が起こるか・・・考えてほしい)

小規模保育事業B型では、保育士の資格保持者の割合を50%でいい、としている。
しかし、世田谷区では、保育士の割合を60%に独自に引き上げている。そんなこともできる。各自治体では、少なくても現在のしくみを後退させるkとだけはしないでほしい、との近藤先生のコメントは、胸に刺さる。


子どもは、社会が育てる。そのために、
子ども→思いっきり遊ぶ(ひたすら遊ぶ)
親→親だって、子供を持って初めて親になる、未熟で当たり前。孤立させないこと。
保育者→保育者の地位の向上(世論づくり)
ことが、大事。ほんとに大事!

メモを羅列しただけのブログでわかりにくくて済みません。
でも、保育を考えるうえで、ほんとに貴重な講演なので,一端をお伝えしました。













プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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