2017/08
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再生可能エネルギー勉強会
8月8日の代理人会議、その夜は、久しぶりの「自力整体」。しっかり身体をほぐす。
そして、翌日は午前中、県庁へ直行して、一つ用事をすませ、とんぼ返りで、いちはら市民ネット通信の最終チェック。

そして、午後の便で里帰り。94歳で一人暮らしをしている母のもとへ。アクララインを通る高速バスで羽田へ。そして、能登へ直行便のフライト。能登から故郷タクシーで珠洲市の自宅へ。
飛行機に乗る人を増やすため、地域振興の名目でこの乗合タクシーは、1000円で自宅前まで行ってくれます。経費はは行政が補てんしている。
途中、どう見ても不要不急の道路の付け替え工事が行われていた。東北に国家予算を回そう、という掛け声はあっても、全国で、こんな不要不急の工事を止めずにやっていたのでは、財政破たんは止められない。予算はいくらあっても足りない。東北は後回しになってしまう。

母は、元気だったがちょっと弱っていた。おまけに、午前中3時間の畑仕事で、ぐったりして(普通の人だってこの暑い日中30分も外にいればバテます)おまけに、私のために、6キロもあるスイカをえっちらおっちら畑から運んで、すっかり腰痛。・・・・あとは、娘の私は、ひたすら母の傾聴ボランティアを3日間。

翌日は近所の整体マッサージの治療院の方のところへ。なんとこの先生が、87歳!。先生もかなり大義そうなご様子。丁寧にほぐして、電気で患部を温めていただく。
さらにその次の日は、地域の市民病院でレントゲン検査。町には人がいないけど、ここには、お年寄りがいっぱい!。こんなに人がいたの?と言いたくなるほど、大勢の人!
未来の市原の姿です。
母は何とか大事にはいたらなかったけど・・・心配です。12日の夜に帰宅。

辰巳、若宮の夏祭りに寄せてもらい、歓談。こういう地域の助け合いの仕組みのあるところだと、母も安心なのですが・・。

本日は、「再生エネルギーの原状と可能性」というテーマで、千葉大学の法学部人文社会科学研究科の倉阪秀史教授をお招きして、学習会。他からちょっとお借りしたインパクトのある写真です。
先生倉阪秀史

入江さんと私は、最前列のかぶりつきでお話を聞く。
先生の研究内容は、ホームページの「倉阪環境研究室」で検索してほしい。かなり風変わりな先生の研究内容にアクセスできる。きっと大学でも人気のゼミなんだろうな、と想像できる。

脱原発とセットで語られるのが、再生可能エネルギーで、原発で代替できるのか、という話。先生は、「再生可能エネルギー」というと、いかにもエネルギーのリサイクルみたいで、好きではない、とのこと。だから「更新性資源」という言葉を使うのだという。

こちらは、エネルギーが日々更新される。たとえば、太陽、風、水、潮汐力(潮の満ち引き)、地熱、などなどいずれも昨日の太陽光、太陽熱を使うわけではなく、今日ただいまの熱や光を使う。リサイクルしなくても、エネルギーは日々更新される。言われてみればなるほど、と思う。

石油、石炭、その他(ウランも含めて)などの鉱物基盤のエネルギーは、遅かれ早かれ枯渇する。また、原発などは無責任にも、子孫に背負いきれないほどの負の遺産をしょわせる。

レゴチェフという人は「原発はファウスト的な技術である」と述べたという。
経済(お金)と引き換えに魂(命)を売り渡す技術が原発だという話には、納得する。

さて、そんな日本における再生可能エネルギーの現状と可能性は?

太陽光は?技術的なポテンシャルがある。2005年にドイツに抜かれるまでは太陽光発電の設備容量は、世界一だった。ドイツはずっと固定価格買い取り制度を続け、日本は、いったん中断してしまった。また2009年に復活したが、ずっと一貫して推進してきたドイツに、とても現段階では、追い付けない状況。

よく太陽光発電で原発の代替にしようとするならば、山手線管内をすべて太陽光パネルで埋め尽くさねばならない、という人がいる。その学者の意見を受け売りで発言するする識者もいる。しかし、なんで、山手線管内をすべてパネルだけにしなければならない?管内であっても、すべての建物の屋上につけるなら、問題はないのでは?

駐車場経営をしている人も、屋根つきの駐車場にしてそこにパネルをつければ一挙両得となる。高速道路の壁面利用は可能では?などと考えていくと、いくらでも設置できるところはありそうだ。本気で買い取り制度を拡充していけば、ドイツに追いつけるはず。

他に、水力、地熱(温泉熱もある)、風力、バイオマス(木質系チップも含む)など考えると、日本にはいくらでも可能性がありそうだ。世界で6番目に雨量が多い日本は、水力では断然有利。日本の河は、西洋などに比べるとどこも滝のようなもので、これは大きな資源と言える。
地熱は、言わずとしれた火山国日本。いたるところに温泉がわき、地下熱は、おっかないほど充満している。地熱、温泉、バイオガス、それぞれ、面白い例話をご披露
倉阪先生は、2040年までに、脱原発で完全再生可能エネルギーへの転換ができると試算。

後で、私が質問。
「私たちは、2040年でなく、即原発を止めてほしい、と思っているのだけど、自然エネルギーに転換するだけでなく、節電で需要を下げる工夫や、既存の自家発電の埋蔵電力の洗い出しで、不足分の電力を生み出せるのでは?」「それも有効でしょうね。ただし、既存のものであっても、化石燃料に依存するのは、やはり温暖化の阻止にはならないので、順次更新性エネルギーにかけていくべきでしょうね」との回答をいただき、ちょっとほっとした。

倉阪先生の独自用語として「永続地帯」という概念がある。その地域が、そこで得られる再生可能エネルギーとそこでとれる食糧によって、その地域が、依存せずに永続的に自活できる地帯ということ(基本的に市区町村単位)。

これは「先進性」「発展」という概念をかえる可能性がある、という夢のような話。

概して、人口の少ない自然豊かな地域が永続地帯となる傾向がある。100%可能地域は2009年3月で57。5%エネルギー永続地帯となるとさらにぐっと増える。

なんだか嬉しくなる。しかし、千葉には、該当する市町村がない。
かろうじて風力をやっている銚子のあたりがOKになるのかな?

県別の情報も、先生のホームページから検索できるので、調べてほしい。
県としての理念、方針が明確なのは岩手県だという。大分県は地熱。富山、長野は山の雪解け水の利用による水力が頑張っている。地域には、地域の事情があるので、くれぐれも、お国が一括して方針を押し付けないことが大事だと言われた。

詳細は、ホームページでご覧ください。見始めると面白いので、ちょっと時間がかかりますが・・・。とりあえず、まずは千葉県から。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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