2017/09
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視察と講演会
文字色昨日は、放医研と山砂採取現場の視察・見学会。

稲毛区天台にある放射線医学総合研究所(通称放医研)の全景です。
放医研全景

1954年のビキニ環礁水爆実験第五福竜丸乗組員が被曝したことがきっかけで、
放射線による人への影響を研究するために誕生した研究所です。

その後、原子力の平和利用や放射性物質の産業応用への期待と合わせて、1957年に国立研究所として設立。

スタッフは、役員5名、常勤職員449人、非常勤381人の体制。

平成25年度の予算は、129億円。

・研究基盤センター、

・医学的利用のための研究
  重粒子医科学センター
  分子イメージング研究センター

・放射線安全・緊急被ばく研究
  放射線防護研究センター
  緊急被ばく医療研究センター

・福島復興支援本部   などなど

さすが国立研究所で、むずかしすぎてよくわかりませんが、まずは緊急被爆医療施設の見学

静電加速器棟、そして、

重粒子医科学研究。ピンポイントでがん細胞をやっつけることができるそうです。シンクロトロン施設などもあります。

実績も上がって、病院もとなりにあります。でも手術は、お高そうです。

分子イメージグ研究センターの画像分析棟では、関西弁の先生(藤林先生?)が、ユーモアたっぷりに説明。
分子イメージグとは、生物が生きた状態のまま、身体の外から遺伝子やタンパク質等の動きを観測できるための技術を開発。
精神、神経疾患、認知症にの早期診断や治療に今後、活かせるそうです。

マウスを使っての膨大な基礎研究も、研究者の執念に頭が下がります。

しかし、3・11の時には、その被爆の危険度をしっかり住民に伝える役割を果たせたのかというと、首をかしげざるを得ません。

これは、子供の甲状腺ガンのデータ
データ子供の甲状腺

これは、マウスの臓器を薄~くスライスして、研究に役立てるための作業中のところ。
スライス臓器

低線量影響実験室での説明も、研究者の説明は、丁寧なのですが、

で、実際に福島では、どうだったの?というこになると、すっきりしない回答だと感じたのは私だけでしょうか?

3・11の時は、福島では、原発事故があった時、給水車を待って、人々が野外で何時間も並びました。
その我慢強さが、海外から賞賛されました。

一方、東電の社員の家族や、外国の駐在員たちは、いち早く、西日本へ、また国外へと脱出していました。そんなことは、現地の人たちには、知らされませんでした。・・・私立ちは、その後、お母さん達の無念な想いを何度も聞きました。

あって欲しくはないのですが、もしまた事故が起きた時、現在の研究は、活かされるのでしょうか?
二度と、福島のお母さんたちを泣かせるような緊急対応は取られないのでしょうか?

という質問をしましたが、応えは

緊急時対応は検討中です。
基本は、原子力安全規制庁が考え、放医研はそれに協力する。(自らは判断しない)
何ミリシーベルトなら大丈夫、ということは言えない。
20ミリだとか、50ミリならどうかとかは、政府や市民が議論して決めることだと思っている、


とのことでした。

午後は、大急ぎで市原へ。

市原万田野地区の山砂採取の現場(60ha)と、近くの安定型最終処分場を見学しました。

夜は、疲れて、バタンキューでした。

今日は、午前中は、
船橋きららホールで行われた「福島原発がもたらすもの、今、そしてこれから」と題するフォーラムに参加。

途中入場で、しっかり聞けたのは、
満田夏花(かんな)さん:国際環境NGO「FoE Japan」理事の報告

子ども被災者支援法の現状と課題・・被害者を見捨てないために」
満田夏花
避難指示が一部解除されたことを知らせる福島民報
福島民報

今回解除された場所を示す地図
避難区域再編地図

でも現状は、除染後の土嚢がうずたかく積まれたまま。田村市都路地区。これで帰村していいの?
田村市都路地区

こtらは、河内村の土嚢が並ぶ風景。
川内村土嚢

福島では、オリンピックどころではなく、今も、震災・原発事故後の暮らしは続いています。
子供被災者支援法への対応について、政府が全くやる気のない様は、この前のブログで報告しました。

次は、チェルノブイリを視察してきた土屋良樹(内科医師)の報告です。
さん土田良樹

チェルノブイリ事故のヨーロッパへの影響。ほとんどの地区に影響が出ました。
チェル汚染区域

チェルノブイリでは、立ち入り禁止区域は、30キロ圏だけでなく、汚染された100キロまで、ウクライナの国をほとんど横断。
チェル立ち入り禁止区域

事故直後の4号炉。3号炉は、稼働しています。
4号炉と3

4号炉は、今は,石棺で覆われています。でもボロボロ。
棺チェルノブイリ石

そこで、今新たに石棺を建造中。しかし、よくて100年しか持ちません。100年後には、また立て直しです。
10万年間、100年ごとに建て替えねばなりません。
棺チェルノブイリ第2石

今は、300m近くまで、こんな普段着で近づくことができます。
事故現場そば
でも値は10μSv(マイクロシーベルト)
ずっとここにいたら、死んじゃいます。

避難しなかった低線量汚染地域で、土谷さんはお話を聞きました。
チェルノブイリから70kmのナロージチ。住民は12000名。そのうち、子供は2000人。

ガンだけでなく、様々な病気を持った子が多く、授業は10分間短縮し、下校後は家で安静にしている、体育は、軽い運動に変えている。など痛ましい話で、胸がふさがります。

道路等は、雨も降り、値は低くなりますが、26年経ってもなお、草むらでは、5.19マイクロシーベルト。
5.19いまも

同地域では、特に事故現場の作業員が、平均寿命も短く(30代で死亡)、アパートによっては、女性ばかりというところもあるそうです。

日本でも、今後は、高濃度被爆による白血病、ガン、甲状腺機能異常、心筋梗塞、脳梗塞などが明らかに増加している。しかし、誰がどんな作業をしているかの登録が曖昧なため、情報が、集中せず、まとめもされていない。

ホットスポットでも、有為に上記疾患は塚傾向にあるが、すぐに感じられるほどではないので、統計処理しなければわからない。

20年かけて、平均寿命が数年下がることが予測される。しかし元々下がりそうなので、その変化を説明できない。

情報が秘密保護法によって、ますます出てこなくなる。

登録されたガンの情報を勝手に漏らすと、2年以下の懲役になることが既に決まった、とのこと。

などの怖い話が聞かれました。

今後、被爆して上記の病気になるリスクを下げるためには、

・安全な水や食品を摂る。
・大気汚染(PM2.5だけでなく)を避ける。
・食品添加物に気をつける
・強いストレスに気をつけ、急送をとる。自分の時間を取る。
・肥満をさけ、継続的に運動をする。

などの注意が必要とのことです。

ここまでで、とんぼ返りで市原へ。
午後は、市民会館で、諏訪中央病院の蒲田實先生の講演会に参加しました。
蒲田實


鎌田先生は、長野県を日本一長寿県に変えたことに貢献しました。

すっかり有名になり、その後、さらに活動はどんどん広がり、チェルノブイリ事故後は汚染地区のベラルーシュへ97回も医師団を派遣し、自らも通い続け、約14億円の医薬品を支援。

その後は、イラクの小児病棟へ毎月300万円の薬をおくり、更には、シリアへの支援も始めています。

以前、どなたか別の方の講演を聞いた際に、「鎌田先生が、ニコニコっと寄ってきて、ねえ、一緒にチェルノブイリに行こうよ。と誘われちゃったから、それから、私もせっせと通うことになっちゃったんです」と言われたことを思い出しました。
色平先生だったかな?

先生の語り口は、ソフトでユーモアたっぷり。お話にますます磨きがかかって、とっても得した気分です。

鎌田先生、ありがとうございました。







プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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