2017/08
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集団的自衛権行使の解釈改憲は違憲?
昨日、午前9時半から県ネット会議室で、急遽、民主党参議院議員である小西ひろゆき氏による勉強会を行いました。

当初は社会保障制度についてお話しいただくはずだったのですが、今、最も小西さんが重要だと考え取り組んでいる課題について話したいとのことで、急遽テーマを差し替えました。

小西議員は、現在民主党の憲法調査会の理事もしています。

そこで、昨日のテーマは、
「集団的自衛権行使の解釈改憲について」

今や、安倍総理は、夜叉となって、戦争のできる国作りを目指してひた走っています。

特定秘密保護法、それに先立つ、日本版NSC(国家安全保障会議)。

おじいちゃんの岸信介の悲願を、孫・安倍総理が全身で受け止めて、次に実現しようとしているのが「集団的自衛権」の行使です。

外国が日本を武力攻撃した時に日本が武力を行使できる権利が「個別的自衛権」で、それは現在の憲法でも可能です。

集団的自衛権とは、(政府自身が、議会で何度も答弁した定義によれば)

「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力を持って阻止する権利」です。

一方、 現憲法の9条で許される「必要最小限度の実力行使」の要件は、以下の3つです。
①日本に対する武力攻撃がある
②他に適当な手段がない
③実力行使の程度が必要最小限度

我が国は、集団的自衛権は、(国際法上)保有はしているけど、
行使は(憲法を素直に読めば)できないことになります。


つまり、現憲法下で統治しようとすれば、どう解釈しようが集団的自衛権はあり得ず、これを認めるには条文を改正するしか方法はないことになります。

ところが、安倍政権は改正をせずに無理やりこれを「解釈」で捻じ曲げ「可能」にしようとしています。

これはもう法治国家では考えられない「クーデターに等しい行為」です。
(安倍総理の顔がヒットラーに見えてきそう・・です)

さらに続けて、こわ~~い話。

「これがまかり通ってしまえば、憲法を変えずとも、(現憲法では禁止されている)徴兵制度や検閲なども、「公益と公の秩序のため」という「解釈」で、なし崩しにOKとされてしまう可能性がある。」

(゚o゚) 徴兵制なんて憲法に書いてないじゃん!
18条に「無益な苦役をさせてはならない」と書いてあるじゃん!と主張しても

なぜ国のために命を捧げることが「苦役」になるのか、兵士になって国防に当たることは国民の誇るべき「名誉」ではないか、と言う論理(屁理屈)がまかり通る事態にもなりかねない(マジ、怖い!)

また13条には、国民の幸福追求は「公共の福祉」に反しない限り最大限尊重される、とあります。
この場合「公共の福祉」とは本来は、AとBの権利が相反した時に、お互いに調整することが公の仕事であり、あくまで個人の尊重が前提です。

しかし、自民党創案では、「公共の福祉」が「公益および公の秩序」に書き換えられ、何より個人の尊重を第一にしてきたことが破棄され、「公」の秩序の方が大事である、と、さりげなく代わっている。

そんな風に、憲法解釈を捻じ曲げつつ、ズリズリと、崖っぷちに連れて行こうという魂胆なのです。

だからこそ、集団的自衛権行使のために変な解釈改憲をさせてはならないのだと、理解しました。

「国民がこの危うさに気づくために、自分たち(政治家)がもっとわかりやすいメッセージを発信しなければならないのですが・・・」と、あくまで謙虚な小西議員

「安倍総理がそんな横槍を押してまでして、戦争のできる国をめざす理由・根拠はなんですか?」との質問には、

「これはもう祖父の代から受け継いだ情念としか言いようがありません・・・」という返事には、一同ひっくり返ってしまいました。

ひとつのファミリーの情念のために、日本国全体を崖っぷちに向かうレミングの群れにしてはならない。
目を見張って成り行きを注視し、声を上げなければ・・・。

なんとか、「集団的自衛権を解釈改憲で捻じ曲げることは違憲」だということを、わかりやすいマンガにできないかなー。

*****

今朝は、五井駅頭で、県広報紙を配布。寒い!
午前中は、県議会控え室で作業。

午後は代理人会議。

夜は、市原地区労の新年旗開き。
楽しい仲間たちと交流して、モンゴルの演奏家兼歌手のドルギオンさんの馬頭琴とホーミー(倍音の発声法によるモンゴルの唄)に聞き惚れました。
至福の時を過ごしました。o(^▽^)o
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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