2017/08
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子ども被災者支援法基本方針閣議決定!
議会中です。
とっちらかった机の上を整理しながら、常任委員会に備えて聞き取りやら、打ち合わせやら。

11日は、午前中は、入江さんが所属する健康福祉常任委員会の傍聴。

お昼に飛び出して、国会・参議院会館へ向かいました。
原発事故子ども被災者支援法の理念に基づいた具体的な施策を求めるための自治体議員連盟の集会が行われたからです。

実は、同日、10月11日に、基本方針が、被災者らの反対を押し切って、閣議決定されてしまいました!

基本方針に盛り込まれた内容のほとんどは、具体性に欠け、既に実施済みの施策であり、その対象地域、健康調査、避難している人たちへの支援、見事なまでに、何も目新しい内容のないものでした。

それで基本方針に対して強い抗議の声が上がり、パブコメには、期間が短かったにもかかわらず、4900件を超える声が寄せられました。当局が行った公開の場での説明は2回だけ。

パブコメも、当事者や支援者からの切実な訴えがほとんどでした。

にも関わらず、よりにも寄って、集会が開かれることが予定されていた11日に基本方針が、閣議決定!

午前中は、支援法ネットワークや市民会議の方々が次々に抗議の声を上げ、記者会見を行いました。

支援対象地域は、福島の浜通りと中通りだけ!

もちろん、県外の汚染度の高い地域は、無視!(千葉県のホットスポットといわれる地域の6市からは、政府に対して強い抗議の声が上がっています。

東葛地域のお母さんたちが強く求めてきた健康調査を行うかどうかは、今後の有識者会議に委ねるとのこと。
(やるかどうかは何の約束もないので、怪しいものです)

国の支援のない福島県外の子供たちには、バッチ型の個人線量計をつけて被爆データを集める、という項目もあります。

なんで今更バッジ?との質問に対しては、飽くまで外部被曝を考え、空間線量がどうかを調べるためです、だって!
あえて、対象地域と準対象地域と分けるのはなぜ?分断することで、問題は被災者の側にもある、とすり替えるため?

本日、パブコメの主な意見とそれに対する政府の見解が載った30ページの冊子が、参加者に行き渡るほど充分には準備できなかったのですが、配られました。

その中の一例。
「支援対象地域を追加放射線量年間1mSv以上の地域として欲しい」とのパブコメに対する、当局の見解です。

・・・(略)福島浜通り、中通りは「相当な線量」が広がっていた地域であり、特に強い健康不安が生じた地域として考えられるため「支援対象地域」とした。
・・・準支援対象地域については・・云々(略)・・・
基本方針案において用いている「20ミリシーベルト」は「政府による避難指示が行われるべき基準」であって支援対象地域における線量の上限と位置づけられるものです。(下限となるのが、「相当な線量」となります。

なお、例えば原子力発電所のような放射線を使用する施設では、当該施設の外側で一般公衆が被曝する放射線量について、1ミリシーベルトを超えないよう管理することを放射線を使用する事業者に求めており、これは放射線防護に関する基準の策定にあたって国際的に広く採用されているICRP勧告に基づくものですが、この水準は、健康に関する「安全」と「危険」の境界を示す線量であることから採用されているわけではなく、自然放射線源からの線量レベルの変動等を考慮して決められたものです。


(すごい屁理屈!被災者のだれも「1ミリシーベルト以下なら安全」だって言っていない。せめて、世界基準とされている値を基準として欲しい、と言ってるだけなのに・・・)

閣議決定はされたけど、そんな閣議決定に従っていては、被災者の暮らしも心も守れない。
だから、自治体議員連盟の集会もその後の政府交渉も、しっかり行こないました。

共同代表のいわき市議会議員の佐藤和良さんが、被災者支援法の法の主旨に基づいた被災者支援を求める「決議文」を復興庁のお役人に手渡しました。
子ども被災者決議文手わたし

後半は、復興庁をはじめとする関係省庁との話し合い。
政府交渉の司会は、わが大野ひろみが担当です。

前列には、若い、使いっぱしりのようなお兄さんたちがズラッと並びました。
官僚のお兄さん達
声が小さい。何を言ってるのかわからない。やる気なく何となく座っている。・・・いかにもお役人の卵です。

会場からは、除染の無意味さや、1ミリシーベルトを基準としない対象地域の振り分けに対する抗議や、避難者の苦悩、住宅支援のずさんさなど、鋭い質問や、切実な要望が出されました。

時間ギリギリまで熱い質疑を行い、今後の活動継続を誓いあいました。

少し、気分を変えて、写真は今日の光の子幼稚園の運動会の様子です。
あまり縛らず、自由にのびのびしていることが、園の伝統です。つい最後のリレーまで観ちゃいました。
光の子運動会
光の子3
光の子2
お父さん、お母さんも子供達と同じくらい弾けるような笑顔で競技に参加します。お父さんたちの笑顔も、見ものです。

そして、あまりに楽しかった運動会なので、子供たちは、運動会が終わっても、もっともっと運動会がしたい!と声を上げます。すると、毎日の遊びの中で、どの園児も自分が参加できなかったほかの種目も体験できるように、何度も毎日の遊びの中で「運動会ごっこ」をする、というのも光の子幼稚園の楽しい伝統です。
ちょっと、ユニークでしょ(^O^)
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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