2017/08
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千葉大学附属病院見学
8月21日は、会派で、千葉大学医学部附属病院の総合医療教育研修センターと同じく院内で隣にある千葉県医師研修支援ネットワーク(医師キャリアアップ就職支援センター)を見学し、ご説明をいただきました。

県庁からほど近い医学部附属病院です。
千葉大附属病院
ご説明をいただいた総合医療教育センターの田邊政裕先生。
教育研修棟の説明
後で、教育研修センターの全景説明をしてくださった時の写真です。

田邊先生は、附属病院、および地域医療現場で働く医療専門職の教育・研修をサポートするセンター長です。
ここで、卒前医学教育(卒業前に臨床前医学教育、臨床実習までの教育)ここで十分に、人体モデルなどを使って技能に習熟し、実習試験に合格しないと、その後、生身の人間に触らせてもらえないとのこと。

そりゃそうです。未熟な見習い学生の「人体実験」にされてはかないません。

卒後研修(初期研修)は、平成16年からスタートしています。
今年は20名しか集まらなかった、と先生は、嘆いておられました。
千葉大病院、及び協力型病院によるたすき掛け研修プログラムをスタートしています。
今後、柔軟に他病院と連携することで、研修生を増やしていきたい、とのこと。

その他同センターでは、専門研修、生涯医学教育を行っています。

次は、総合診療部の生坂政臣先生です。
生坂先生

「患者さんの総合診断と診療を行う」部の部長先生です。

先生は、アメリカから帰って20年、総合医として頑張ってこられたそうです。
2013年、文科省と厚労省が足並みを揃えて「総合診療医」を育てる事業を始めました。

「今年2013年は、まさに総合診療元年とも言うべきです」と生坂先生は力を込めて語ります。

この事業に千葉大医学部も名乗りを上げて、採択されました。
1大学あたり年間7000万円×5年間の助成金が付くので、この資金で2016年度からプライマリーケア(初期研修)の指導員を確保するなど、事業を具体化していきたいとのことです。

総合医は、正式な国の認定でなく協議会で認定してきましたが、
これまで、わずか全国で290人しかいなかったそうです。
(今年になって急激に増え380人になったけれど、それでもまだまだ少ない)

必要性を感じている病院は多いけれど、指導できる医者の数が圧倒的に不足していること、そのための財政支援もないこと、が大きな課題となっています。

国が今後、財政支援も含めて本気で総合医を養成する方針を継続すれば、日本の医療現場の課題もかなり緩和されることと思います。

次に、千葉県医師キャリアアップ就職支援センターの高岡和美さん(男性です)から千葉県で医師確保のために取り組んでいる事業の数々について熱く語っていただきました。
ほんとに色々な取り組みがなされていることに驚きます。
そして、その活動が、近い将来、千葉県で優秀な医師確保につながることを願ってやみません。

以下は、見学コースで見た精巧な人体マネキン?モデルです。
リアルな触感と精巧な模型で、ちょっとSFっぽい。
びっくりするほど高額です。
SFのような顔

こちらは、口から胃カメラを入れる練習のためのモデルさん。
口からカメラ

カーテンの影に、こんないかがわしい?男女。
いかがわしい二人
夜、うっかりカーテンを開ければ、ぎょっ!としそうです。

お人形さんたちは、名前や愛称で呼ばれているそうです。(それも、ちょっとホラーっぽい。)

研修生は、まずレクチャー室でレクチャーを受けます。

次に、大きなスキルトレーニング室で、集団訓練。

次に実習シュミレーション。実際の病院のベットそのままのリアルなベットで、模擬練習を重ねます
シュミレーション室

その後に、自分の実習を映像で見ながら研修。

そして、最後に個室で、スキルが身についたかどうかを試験されます。

一人前の医師が誕生するのは、ほんとに大変です。

最後に先生たちと、揃って写真を一枚。
ちば大先生と

プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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