2017/08
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市庁舎建て替えその後
6月12日(金)、県議会終了後、いくつかの聞き取りの後、
市原に帰って事務所で6月市議会の議案検討。

特に気になったのは
市庁舎建て替えの特別委員会の報告
です。

市庁舎建て替えに関する特別委員会(6月11日)は
正式名称「災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会」といいます。議論の経過を会派連絡会に報告した内容がわかりました。

市役所建て替えについては、昨年9月以降、4案が示されましたが、
市民からは、性急すぎることへの不信や、見直しを求める声が大きく、
今年に入って2月に、市当局が、「防災棟増築」「旧住友ビルへの一部移転」などの方針を示していました。

しかし、「防災棟」がどんなものか、どんな機能が、現庁舎に残るのか、旧住友ビルには、市役所のどの部署が移るのか、さっぱり見えないまま、時間ばかりが経過していました。

そんな五里霧中の霧の中で、何と25年度予算には、
3000万円の計画策定と基本設計の予算が示されました。
計画策定といっても、なんの計画なのか・・・わからないままの摩訶不思議な3000万円です。

以下、特別委員会の報告文の抜粋です。(前段以外のほぼ全文)

青色は、私のつぶやき、または、原文の主語がはっきりしないので、私が勝手に補足したものです。
そのつもりで読んでください。


******

議会の特別委員会では、基本計画を委託するにあたり
、(どんなモノを作りたいのか執行部案もないまま、委託先に丸投げするというのが、そもそもけったいです。)
委託条件を執行部といっしょに協議し、作り上げていくこととしました。

その委託が、5月末に予定されているとのことで、5月末までに結論を得る予定で勧めてまいりましたが、5月24日開催の特別委員会において、既に、委託先が決定していることが判明いたしました。

(??はあ?・・・判明した?知らされていなかったの?)
(・・・特別委員会と執行部がいっしょに協議することになっていたのに、勝手に委託先を決めてしまうなんておかしいと思わない?なんの情報も委員長に来ていなかったの?)
(それで、委員長はこんな議会軽視の執行部のやり方に腹も立てず、納得したの?)


そこで、(特別委員会として、委員長が)執行部に確認したところ、
(執行部の言い分は)

○特別員会とすりあわせておくべき条件は、これまで議論してきた内容から判断できること。

○今後も、委託条件の変更は、可能であること。
とのことで、(委員会としては)5月末を目途に進めてきた議論は終結とし、今後は必要に応じて、協議をすることといたしました。

1。防災等に関する共通認識
(どこと、どこが共通認識したの?)

○執行部の考えている「防災棟」とは、平常時には通常業務を行う庁舎であり、いざというときに、防災対策本部として機能できる庁舎である。そして仮設、暫定的なものではない。
(では、新築庁舎ということ?)
(新築でいざという時、防災採択本部にもならない建物なんてありえない。)
(そこには、現市役所のどこの部署まで、移るの?)


2、配慮する点

○現本庁舎の1・2階は、耐震対策後、人命確保レベルの安全性が確保できることから使用する。

○3階から10階は、防災棟、旧住友ビルに移す。

3.防災棟に必要な機能

○災害対策本部機能(情報収集と伝達、指揮命令で伝達)
(日本語が変ですが、原文ママ)

・防災課(災害対策本部の事務局)
・4階機能(対策本部長・副本部長は市長・副市長)
・広報公聴課(市民等へ災害広報)
・情報管理課(災害情報の集計などを行うシステム部門)

○復旧・復興拠点機能

・土木部(インフラ道路・橋梁の確保)
・都市計画部(避難所設営の際の危険度判定など)
・水道部(ライフライン) 
※下水道部は除く
 (なんで下水道は違うの?同じライフラインでしょ?あ、そうだ!下水道はすでに外に出ている!)

○減災対策

・上層階の部門(旧住友ビルへ移転する部門を除く)
・市民課など1階部門(来庁者の安全面)
・2階の福祉部門(避難が困難な障害者・高齢者)
※消防局を入れるべきなどの意見もあったが、全体的には、執行部に任せることとした。
(何でもかんでも、現庁舎から逃げ出す構図。何とか自分の課は、新しい庁舎に入りたいので「我が課こそは移るべきだ」と言い立てています!)

4.配置計画(場所は敷地内で決定済。執行部から3案示される)

・(案1)は、増築に主眼が置かれる。
・(案2)・(案3)は将来的な庁舎のあるべき姿に配慮。
(完全に新庁舎建て替えでしかないのに、この上、どんな庁舎を検討する気なんだろう)
※高齢化等を配慮し、階段を無くすためにバス停近くに窓口業務を配置する。
「将来的な庁舎の配置も考慮すべき」との意見が大勢である。

(ここまで、デタラメに防災棟に何でもかんでも詰め込んでおいて、今更将来的に庁舎を検討するなんて、将来って、いつのこと?ただの二重投資でしかない!)

5、階数

○低層階(2階~4階)

6、設備

○現庁舎は、エネルギーセンターから全てのエネルギー供給を受けているが、エネルギーセンターの設備は老朽化しており、設備更新が必要である。
(だから、新築にしたいわけね)

防災棟は、独自のエネルギー管理が望ましいが、設備更新をしたエネルギーセンターと独自管理部門の併用も検討が必要。

(エネルギーセンターの問題と庁舎倒壊の危険性は分けて考えるべき。それだけで、専門家に調べてもらって、その結論を市民に提示して判断を仰ぐべき大きなテーマです。
結局、二重投資なんのその、とにかく「建てたい!」「この際、自分のところは新庁舎に移りたい!」の本音が透けて見えます。)


7.確認事項

○特別委員会と執行部の協議により得た結論であっても、最終決定者は市長である。

(どうせ、市長がやりたいようにやるのだから、委員会の責任ではないですよ。協議するといいながら、勝手に市長サイドで決めてしまっているんだから、今更、何言っても仕方ないから、委員会としては、市長に全部お任せします。ということか?・・・特別委員会の責任ではありませんよ、ということを確認したいのか?)

***********

会議は「非公開」。それ自体が納得できないことでもあり、あえてブログに書きました。
どこからか抗議の声が上がったら、受けて立ちます。

ともかく、市民の皆様に、知っていただきたくて「原文ママ」転記しました。

一部、私のつぶやき(青)が混じっていて読みにくくてすみません。

市役所機能のほとんどが、新防災棟に移り、しかも現庁舎とつながってもいないとしたら、当たり前ですが「増築」とは言いません。しかも、仮設でもなく、暫定的でもない建物なら、それは「新築」と言います!

ここで、クイズです!

上記のとおり、様々な機能が新防災棟?に移ることになりますが、では、

1)現庁舎1~2階は、これからさらに大金をかけて耐震補強をして、今後も使います。
 果たして、そこに残る貧乏くじを引く役所の部課はどこでしょう。
(農業部門はすでに農業センターに移り、生涯学習部もサンプラザに移っているので、該当しません。)

2)安全に市役所職員を避難させるには最適だったはずの旧住友ビルに、入ることになる市役所の機能はどこでしょう。

3)市役所1~2階の耐震補強追加工事、新築もどきの防災棟、旧ヨーカドービルの耐震・改修、その他併せて総額概算いくらになるでしょう。

4)市原市は、将来人口(2040年)で2割減ります。生産年齢人口(働く世代)は66%から54%になります。(税収が減ります。確実に!)
26年~27年の2年間の市の実施計画期間における事業充当可能額は121億円です。(つまり一般財源ベースで年間たった60億円しか使えません。)庁舎建て替えの予算は、どこから捻出するのでしょう。(今後も増え続けると予想される福祉関連予算は、義務的経費なので削れません。)

答えは・・・?
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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