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ハコモノが市に財政を脅かす&みんなで脱原発!
4月20日、サンプラザ市原で、「ハコモノが市に財政を脅かす」学習会を行いました。
念願の秦野市の志村高史さんをお招きしての学習会です。
志村さん学習会

財政が右肩上がりだったころ、一斉に作られたハコモノが、今後一斉に老朽化する時が来ます。

そうでなくても、維持費は毎年コンスタントにかかります。
高齢化し、人口が減少していくことが見込まれているというのに、どうするのか?
まだ処方箋はありません。
でも今取り組み始めなければ、将来世代に負担を残すことになります。

怖くて先送りしてきた課題のパンドラの箱を開けたのが秦野市です。
今や、秦野市の取り組みは、全国の注目の的で、秦野詣でが続いているそうです。

秦野市の公共施設削減目標を出した計算式で、市原の分も出してもらいました。

結果は36.6%削減しなければならない!とのこと。

いきなり削減はできないにしても、長期計画の中で、ぼちぼちやっていかなければなりません。
そのためには、行政にとって都合の悪い情報も、利用者にとって都合の悪い情報も包み隠さず見せること。
(これが、なかなか、難しいのです)

市民ホールや公園、プール、どれも大切。でもその維持管理にどれだけのコストがかかっているのか
市民も知る必要があります。

そして、ともに知恵を出し合い、我慢すべきところは我慢して、
何よりも、のちの世代につけを残さない施策を、今、始めなければなりません。

秦野市のユニークな取り組みの一つ
ほとんどガランとしていた福祉センターへの郵便局誘致。
市民の利便性が高まり、かつ賑わいも生じ、税金も使わなくて済む、という成果をだしています。

もう一つ
秦野市役所の敷地内にコンビニが建っています。
施設内にコンビニ、というケースはありますが、独立型の店舗が建っているのは、ここだけ。
24時間営業なので建設に税金は投入せず、賃料収入として年間1200万円が入ります。

おまけにここでは、図書館の図書返却受付、市刊行物や文化会館公演チケットの販売、住民票の受け取りサービスもおこなっています。(24時間)

よくあるのが、住民票をそこで発行するための機械をいれること。
これだと機器導入に膨大なお金がかかります。

しかし、ここでは、「住民票が欲しい」と朝必要事項を書いて投函すれば、帰宅途中に立ち寄れば受け取る仕組みとなっています。

これならは、機械を導入する必要はありません。通常の手数料だけでOKです。なにしろ、市役所の敷地の中にコンビニがあるのですから、役所が受け取りに行くにしろ、コンビニが届けるにしろ、手間はかかりません。

合理的です!知恵というのはあるところには、あるもんなんだな、とひたすら感心します。

リスクを恐れず、なんとか柔軟な発想で、やってみる!

その心意気が今後の自治体に求められる姿勢かもしれません。もちろん、議員も。

********

続いて、本日4月21日は、
「震災後の社会変革と高レベル放射性廃棄物問題」という学習会

講師は、船橋晴俊(法政大学)先生です。
専門は、環境社会学でこれまでおもに、名古屋新幹線公害、新潟水俣問題など「加害構造」の研究をしてこられました。
今は、南相馬市の再生可能エネルギーの手伝いをし、
原子力市民委員会の設立にたち合い、その座長をしておられます。

船橋先生学習会全図
船橋先生

お話はとても論理的で明快ですが詳細は資料で読んでもらうこととして、
ここでは、お聞きした事の中から印象に残ったことの断片だけ書きます。

司法の在り方・・・司法があまりに弱腰
裁判所は危険な施設は操業してはならない、と言ってこなかった。

要するに、政治も司法もマスコミも学者も、どこも、過酷事故に正面から取り組む姿勢がなかった。

広島・長崎・チェルノブイリ・フクシマが原子力事故の4大事故。
そのうち3つまでが日本。
日本は、福島でチェルノブイリの事故を学んでいない。今も学んでいない。早くも忘れようとしている。

自治体行政のありかたの課題。財政的に依存せざるを得ない仕組みが問題。

福島はさすがに脱原発に舵を切ったが、青森は原発にしがみついている。
日本が脱原発にシフトすれば、青森の経済は立ち行かなくなる事への恐れがある。

「御用学者」という言葉は日本特有の言葉。

政治家は「道理性」を語らな過ぎる。

青森は暫定的、一定期間のみ受け入れる、と表明。

原発に関して、お金で何とかしようとすると、安全性がおろそかになる可能性がある。
(そんなにお金を積まねばならないほど、危険なものなのか、と疑われることも・・・)

公平性を担保するために、
多段階で、合意形成の手続きを工夫することが大事。
(一旦決めたらそのまま突っ走るのでなく、必要に応じて見直しをする柔軟性を持とう)

第三者が討論過程をコーディネート(管理)する仕組みを作ることが大事である。

日本社会の意思決定の在り方が本質的な問題であり、変革が必要である。

■高レベル放射性廃棄物、現在六ヶ所村の状況は?

再処理工場は、試運転と称して6年たったがまだ動かない。
技術的にうまくいくと思えない。明るい展望があるとは思えない。
原燃も経営的にも追いつめられている。破綻となれば、まだ何兆円という費用が生ずる。
青森も国に手を引かれても困るので、国に対峙する姿勢を見せている。
国も東電も、進むも地獄、退くも地獄となっている。

■推進側、反対派、どちらも総合的にとことん議論する場が必要。

原子力市民委員会の役割が大きいと考える。

国会事故調は、憲政史上はじめて行われた本格的な調査委員会だと言われた。
しかし、他国では、常に大きな課題は、双方から専門家を出して議論を尽くす手法が取られてきた。

政治家が、自分の信頼する専門家を推薦して、それぞれの立場の議論を深めることが大切。

先日、韓国で、福島の事故後、なぜ、日本は脱原発候補者が当選しないのか?と言われた。
大合流が必要!

■住民運動で目的を達したところは、どうして成功したのか?

3つの条件をクリアしている。
①徹底した学習会を重ねる。
②自前で、調査・分析を行う。
③自前の宣伝メディアを活用する。

自分たちの意見に反対する人たちにも届く文面を考えること。
やさしく、あまり攻撃的でなく、時にはマンガなども有効です。(おや!私の出番では?)

運動は「道楽」と考え、楽しく身銭を切って行うこと。
ビラは連続して出すと効果がある。
動は長期戦になることが多い。
先細りになることを、運動の「半減期」という言葉で表現されて、大爆笑!
(ウマイ!ザブトン3枚!)

はじめはちょっと難しいかな?という内容でしたが、最後の質疑になって船橋先生から元気をもらい、もりあがりました。

よーし!また頑張ろう!
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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