2017/08
≪07  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   09≫
福島集会参加!
「原発のない福島を!県民大集会」が3月23日、福島市・あづま総合体育館にで行われることになり、バスに同乗させてもらいました。

船橋から出発した赤くて目立つバスです。
DSCN2742.jpg

途中、あだたらサービスエリアの展望台の芝生で線量計が1.2マイクロシーベルト、という値を出してびっくり。
安達太良山展望
ホットスポットになっているのでしょう。立ち入り禁止にすればいいのに。

その他のところは、同行した松戸のMさんが「松戸と同じくらいの線量だ」と言っていました。
車中で測っていると、郡山の辺がやはり高くなっています。

ようやく午後1時過ぎに現地に到着。
バスがいっぱい。車もいっぱい。

現地の芝生の上の線量。
あづま総合体育館線量
やはり、柏や松戸のホットスポットの値に近い、かな?

当日参加人数は7000人(主催者発表)ということですが、実感はもっとたくさんの人がいたような・・。

会場1階を福島県内からの参加者が、2階を県外参加者が埋め尽くしました。私たちはちょっと遅れて到着で、立ち見です。後ろの方と前の方。
伸び上がって撮った写真です。
福島県民大集会
福島県民大集会前の景色

まず呼びかけ人として吉岡棟憲さん(曹洞宗・円通寺住職)が挨拶。

続いて、五十嵐史郎・実行委員長が
「福島県民の願いは福島原発の全基廃炉であり、私たちには放射能のない未来を作る責任がある」

さらに呼びかけ人を代表して、清水修二・福島大教授が
「福島県内では避難するかしないかで人心分断が生まれ、今また帰還するかしないかで分断が生まれている。
しかし、福島では県議会自民党から共産党まで一致して福島原発の廃炉を決議し、知事も原発のない福島県を目指すと表明した。」
「脱原発は民意であり、原発を止めることはできる」と、訴えると大きな拍手。

大江健三郎さんに代わって急遽、参加したルポライター・鎌田慧さんが連帯挨拶。
ソフトな語り口ながら揺るぎない意思を表明。

佐藤雄平知事、瀬戸孝則・福島市長からはメッセージのみ。
(ちょっとは、顔を出したっていいじゃない!)

桜井勝延・南相馬市長の力強いメッセージも。

その後、様々な立場から県民が発言しました。

●篠木弘さん(JAふたば代表理事専務)

警戒区域では、牛や豚が鳴き声を上げながらさ迷っていた。この残酷な光景は忘れない。収束もしていない福島原発で懸命に働く作業員もまた被災者であることを決して忘れてはならない。真の復興とは原発をゼロにすることから始まる。のら牛の写真を転載します。
のら牛

●佐藤弘行さん(相馬双葉漁業協同組合理事)

震災で家と妻を失った。海に出て、帰る港があるのが漁師だ。陸(おか)に上がっているのはつらい。福島では今なお41もの魚種が出荷規制になっている。

●高野桜さん(高校生平和大使・南相馬市小高区)

私たち家族は、小高区が警戒区域になったため避難させられた。一時帰宅の時、ネズミやハクビシンなどの動物が崩れた家に住みついているのを見たときは、帰りたくない気持ちも生まれてきた。

福島初の高校生平和大使として、スイスのジュネーブやブラジルに行った。ブラジルでは、政の対策や日本政府に対する抗議行動について聞かれた。私たちも自分たちの目線で、事実の発信に努めていきたい。

(このへんで、立っていることにかなり疲れて、
 一階のホールで画面を見ながら座って話を聞くことにしました。)

●鈴木邦彦さん(県森林組合連合会)

福島県は70%が森林。私たちは森林から恵みを受け、森林を未来に受け継いでいく財産だと思っていたが3.11でそれは根本的に変化した。森林の除染は、不可能であり、今や森林は負の遺産になっってしまった。

「どうせ」「やっぱり」と国は私たちをあきらめさせようとする。
人は変わることができる。
人は変えることができる。
私たちが変わらずして、誰が変えることができるでしょうか?

●菅野豊さん(県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長)

ホテル・旅館の予約が震災後、68万人いっぺんに消失した。その後211万人の福島の被災者を預かった。大きな体験だった。福島に原発はいらない。私の取り柄は元気なこと。元気を出して福島を守っていこう。

●大越たか子さん(県外避難者・浪江町)

私たち家族はいわき市に2カ所、私は宇都宮。合計3カ所に引き裂かれた。浪江に家と畑を置いてきた。避難先で「アパートを借りた方がいいんじゃない?」と言われ、被災後5日目に初めて涙が出た。

人の力で制御できないものを作るべきではない。避難者の現実を理解してほしい。
この写真も1階ロビーの展示から
じき帰れると思って

●平井華子さん(福島の子ども保養プロジェクト「コヨット」)

2歳の息子、4歳の娘がいる。避難すべきかどうかは今も悩む。保育園で、食材に県内産を避ける、できるだけ屋外活動を控えるなどの制約が多い生活を見ていると胸が痛む。これが永遠に続きそうで怖い。

事故後、ヨードがいい、という話が広がり、子供を守りたい一心のお母さんが、泣いて嫌がる子供に無理やりイソジンを飲ませたというお母さんがいたという報告は衝撃的でした。

ほとんどの発言者が東電の責任に言及し、東電の対応に不満を表明しました。

最後に県外からの参加者紹介があり、2階席の人たちが、エリア毎に立ち上がると、
一階の福島県内の人たちから、熱いため息がもれました。
(たまたま一階でその光景を見ていました)

ああ、来てよかった、と思った瞬間でした。

帰路、会場近くのスーパーに立ち寄ったら、
放射線測定器がなんと格安の29800円で売られていました。
それも、お彼岸のお線香と並んで売られていて びっくりです。

以下、ホールで展示していた写真の何枚かです。
モニタリングポストが当たり前の景色はおかしい。
その飛びぬけた値です。
モニタリングポスト福島
信号のみ点滅する異様な光景
信号だけ点滅
自宅に一時帰宅するのに白衣
自宅白衣
倒壊家屋はそのまま
倒れたお寺
片付かないガレキ2
片付かないガレキ
片付かないガレキ
当時の新聞
当時の新聞

文中の写真も一部、この展示から転載しました。

プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ