2017/10
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細渕さんがいない
今日は、蘇我勤労市民プラザで、「中核地域生活支援センターシンポジウム2011」が行われた。会場はほぼ満席。市原からも、多くの方々が参加していた。そして、檀上司会者のマイクのそばに、我が敬愛する細渕さんの遺影があった。

会長代行の井本さんが「細渕会長の遺志を継いで「中核」をもっと充実させよう」と挨拶。細渕さんが亡くなられたのは5月29日。市原の選挙戦終盤で、私は、葬儀には参列できなかった。悲しかった。

本日は、とても充実したシンポジウムだった。

市川の、がじゅまるの朝比奈ミカさんが中核の実践活動報告。だれもがありのままで地域で暮らすことができるように、ということで発足した中核は、24時間365日で何でも福祉サービスのコーディネートとしてスタート、スタッフの苦労は半端じゃない。しかし、今や、ますますその需要は高まっている。そんな各地の実態を数字をあげて披露。

ついで、湯浅誠さんの基調講演。たっぷり1時間。・・・・国、企業、正社員という3つの傘で守られてきた社会が崩れて、多くの若者やシングルマザーや独身女性、そして中年男性までもが、安定した暮らしという傘からはみ出し、今やずぶぬれになっている。

年齢別未婚率のグラフが、世相を反映する。2010年に、30~34歳までの男性の未婚率は5割を超えた。そしてなんと50代の未婚率が30%の大台にのる。女性の30~34歳の未婚率も32%。そしておなじみの2050年になれば、逆ピラミッドの人口構造になるグラフ。社会保障制度の破たんは、火を見るより明らかである。湯浅氏の指摘は、明快。女性の社会参加、障碍者も弱者の参加も促さないことには、今後成り立りませんよ、と、やんわり指摘。

後半は、毎日新聞論説委員の野沢和弘さんがコーデネィトをして、シンポジウム。

伊賀市社協の田邊寿さんが、伊賀市で、半ば公的に「保証人制度」を取りいれている事例を話された。考えてみれば、単身世帯が増えて、高齢化して、「あなたに保証人がいますか?今はいたとしても、20年後、いますか?」と聞かれて、「ハイ」と答えられる人が、いったいどのくらいいるだろうか・・・と思うと、目からうろこのお話で、興味津々。ニーズに即して制度を作った事例である。斬新!

次は釧路の日置真世さんの、次々「たまり場」を作っていった実践例。「釧路市は生活保護世帯が日本一で、ほとんどみんな傘の外でずぶぬれ状態ですよ」という冒頭のあいさつで、どっと沸いた。

①一人のニーズを大切にする。②ニーズを口コミで掘りおこし可視化する。③多様な人が集まるたまり場をつくる。④世話されるだけでなく誰もが抱きるこで参加する。相互支援。

豊富なパワーポイントの映像を見せながら猛スピードで解説。

日置さんはテキパキ話していたけど、きっと実践には、様々な土砂降りや嵐もあったことと思う。それでも、「これ以上はお話できないので、ぜひ釧路に来てください」という日置さんの言葉に、参加者一同は深くうなずき、「釧路に行ってみたいね」と帰路、口々に語り合った。

ほんとに充実したシンポジウムだった。

でも、この会場に細渕さんがいないのが、何とも納得しがたい。私の携帯には、今も細渕さんのケータイ番号が入っている。消したくないから、消してない。このまま電話すると、「ハーイ、細渕です。お久しぶり!さっそくですけどね・・」という声が聞こえてきそうだ。きっと天国までケータイがつながっている気がする。あ~あ。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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