2017/08
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北海道へ行ってきました
全国市民政治ネットワーク「全国交流集会2012」で札幌に行ってきました。

24日は、日ハムの優勝パレードがあるということで、なかなか適当な切符が取れず、早朝の出発。

千葉からは大勢で参加しました。北海道は、やっぱり雪!やっぱり寒い!

23日は、北大大学院教授の宮本太郎さんの講演。
「排除しない社会へ」~生活保護の再構築~

ご本は、わりに硬いけど、当日のお話は、のっけから楽しい。
宮本太郎さん

消費税を5%上げると、13.5兆円。
「兆」なんて言われても大きすぎてよくわからないから、13,500円と考えます。

レストランで13,500円分の料理を注文します。
家族でそこそこ立派な食事ができるかと思いきや、
あなたは、これまでいろいろツケが溜まっているから、料理に使えるのは、2,700円くらいです、とのこと。

え~っ、悲しい!で、その2,700円の料理の中身は?と聞くと
介護手当、年金分、子育て・・・とやけにちまちました数字で、しかもよくわからない。

さらにそこに、大阪やら東京から、やけに偉そうなレストランが旗揚げしてきて、乱入してきました。

大阪からは、勝手に客のメニューを決めるお好み焼き屋のオヤジ。

片や東京からは、カウンターから客を怒鳴る江戸前寿司のオヤジ。
(怒鳴られて、それでも喜んでそんな店ののれんをくぐる客は、マゾっけがある?)

そのブタタマのお好み焼き屋と江戸前寿司がブレンドする。どんな味になる?

そこに、さらに、時代錯誤なミリタリーオタクで復古調の作法を客に押し付ける日本料理屋のオヤジ・・・云々。

どうする?日本!
どうなる?12月16日。

あとは、真面目に日本社会の現状を数字で分析。

母子家庭の収入は、平均179万円。

片親の貧困率は、貧困問題が深刻だと言われるアメリカで36%
日本は、58%

今や女性が男性に求める結婚の条件は年収600万円以上であること。
しかし、そんな男性は、東京では3%しかいない。

結婚したくてもできない状況になってしまっている。

人口ピラミッドのグラフを見ても、もはや就労人口が高齢者を支えるというのは、どう考えても無理。

ではどうするか?

女性の就業率の向上が最大の課題。
女性の15歳~65歳のうち、何割が働いているか?
日本の高等教育の予算は、1兆5千億円。そのうち半分は女性。
しかし、日本の女性の就業率はOECD加盟国中下から2番目。
(ちなみに最下位は韓国だそうです)

日本は、土建国家から、保健国家へと時代は変わりつつあります。
(土木関係者は10年間で100万人減って、福祉関係は10年間で150万人増えている。
そのうち70%は女性。報酬はまだまだ低い)

その他、若年層の就労支援、高齢者であっても若者を支えて働く手立て。
子どもの貧困問題の解決。(子どもは、未来の宝)
・・・・などなど、やることはたくさんあります。

また、先進国中、福祉国家として、うまく機能してる国は、社会保障を現金給付するのでなく、公共サービスを充実させることで、女性や若者の就労に結びつけているのだそうです。

日本でもヒントになりそうです。

最後に、きついお話。
リタイアしたあとの男性について。

十万時間仮説説というものがあるそうです。
20歳~65歳まで働くとすると、その時間は10万時間。

一方、リタイア後から平均寿命までの起きている時間をカウントすると、なんと10万時間になります。

この時間を、どう考えるか、どう過ごすかは、リタイア後の男性にとって、大きな課題です。

(私ではなく、宮本先生が、ご自分への自戒を込めてお話になったのです。)

その後、夕方からは、全国ネットの交流会。乾杯の光景です。
交流会乾杯

これは、無謀と言われながら、二人の代理人経験者から、いきなり3人の新人へとローテーションを果たしたつくばネットです。
つくば三人衆

そして、私たちを暖かく迎えて準備してくださった、北海道ネットの面々。
ありんこちゃんの着ぐるみの中のひとりは、とにかく元気でタフな北海道の共同代表の佐藤典子さんが入っていました。月光仮面の歌に合わせて、最後にカシラを脱ぎます。大爆笑!
北海道ネット

翌日は、4つの分科会。
我が市原は、第3分科会の「組織を元気に」で発表。
「リタイアした男性と活動しよう」ということで、桑田さんが発表しました。

私は第2分科会「脱原発にむけて」に参加していたので、桑田さんの発表は聞けなかったけど、好評だったそうで、よかった!よかった!

第2分科会の講師山本行夫弁護士です
分科会脱原発

放射能汚染防止法を制定しようというみっちりした内容のお話。

その後、神奈川ネット岩本さんから「電気をカエル計画」の発表。
緻密な神奈川の取り組みの発表があり、

さらに東京生活者ネットからは、「原発」都民投票に取り組んだ発表が坂下さんからありました。
寒い季節に2ヶ月間、該当に立ち続けて30万以上の有効署名を集めた活動に、感服しました。
神奈川ネット岩本さん

午後は、札幌市若者支援総合センター「レッツ」を訪問。
札幌支援センターレッツ

札幌市から指定管理者として指定されているのは、
(財団法人)札幌市青少年女性活動協会
1000人のスタッフを擁する巨大な財団です。

千葉県でも、引きこもりや中退の若者に対する支援が始まっていますが、想像を絶する開きがあって、なかなか活動の全容がイメージできません。

説明してくださった山名徹主任、若者に年齢が近い33歳。
札幌支援センター説明した青年

10月だけで、対応した件数は366件。
うち、来所が203件、メール・電話が163件
(実人数では160人)

きめ細かな対応、相手の気持ちに沿った、ゆっくりと粘り強い取り組みは、夢のようです。
静岡県が、モデルになっているそうです。

また、関連して詳しく書くかもしれないけど、とりあえず、示された活動の全体図
若者支援センター全体図


最後に今回の会場となったテレビ塔のキャラクター、テレビ父さんの図です。
なんと母さんや、子どものタローやハナコちゃん、おじいちゃんやおばあちゃんまでいるそうです。
テレビ父さん

外はイルミネーションがきれい。
北海道イルミネーション

このイルミネーションは、ネットなどがかねてから主張してきたことを取り入れて、今年から、配色油で電気を起こし、電源となっているそうです。すごい!
廃食油の看板


プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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