2017/10
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市役所建て替え議論委員会の傍聴記
本日は、早朝の駅頭(五井駅)。

配布したのは、
市役所建て替え計画急浮上!の「号外」です。

多くの方に読んで欲しいのだけど、なかなか浸透しない。

10時から、市議会の「災害に強いまちづくりに関する調査特別委員会」の傍聴。
ネットの仲間たちで三々五々出かけました。
でも傍聴者は私たちだけ・・8人くらい?

渡された資料は、折り紙くらいの大きさの一枚。

委員会名
日時
場所

「議題」
1・市役所本庁舎耐震対策について
2・市議会本会議場耐震対策について
3.その他     
 
と書いてあるだけ。
今時、傍聴者に議論の中味を出さない議会の委員会に、びっくりです。

議論も、十分尽くしているとは思えない。
とりあえず、議員にご意見も聞きました、ということか。
こんな大きなテーマなんだから、終日委員会でもいいと思うのに午前中の2時間だけ。

しかも、職員は、すでに議員たちに、以前に全員協議会で話した内容を繰りかえす時間が30分近くあるので、
その時間を差し引き、さらに議会棟天井の張替えの話や津波対策まで触れるから、
正味議員の意見を聞くのは1時間だけ。

ようやく議員が意見をいう時間になったが、
庁舎建て替えの必要性や、なぜ分館方式で行くのか、基本から問う議論も時々出るのだけど、なかなか核心に迫れない。

わずかに抵抗する声も議員から少しは起こるのだが、
職員が、
いかにも職員らしい慇懃無礼さで、議員の言葉をやり過ごす応酬が続く。

分館方式で、本庁舎建て替えが、「既定の路線」であるかのような話の展開も・・・。

このままでは、何の障害もなく、12月には、
本庁舎6階建てに新築し、
ヨーカドービルは、僅かな改修で、そのまま2.3階を市役所分館として使う、という
いわゆる分館方式の4案できまりそうだ。

いろいろな不都合に触れられると
「まだ、概算は出せない」、と繰り返す。計画決定してしまえばこっちのもの、ということなのだろうか。
いつの間にか、やれ、解体費用だ、やれ、思ったより補強にお金がかかって・・・など言いながら、予算が膨らんでいくのは目に見えている。

職員の話は、説得力もなく、矛盾だらけ。
私たちは傍聴席で、ジリジリして聞いていた。

わかったのは、市役所の耐震強度は、平成8年にすでに0.35だったこと。
それも、地下一階(通常の1階部分)部分の値なのだという。

当時の調査結果のデータをみたい。
(私は建築のことはわからないが、それはわかる人に見てもらえばいい。)

「上の階の揺れがひどかった。机が1mも動いた、棚から書類が飛び出して、片付けに1時間もかかった」
との説明も。

私は「あら、一時間で片付くならマシじゃない?棚や机やモノが倒れてこないように、固定することは、阪神の震災後の教訓を生かし、すべてのセクションでやってあったはずじゃないの?」

などと独り言。

以前の千葉沖地震では、我が家の二階のガラス扉の本棚が倒れて、部屋中にガラスが散乱して大変なことになった。だから、我が家では、丈の高い本棚はそれ以降置いてない(本棚は、作り付け、はめ込み式になっている。もちろんガラス扉はない)

阪神の直下型の地震で、庁舎がずたずたに壊れたのは、確か、西宮?市役所だけ。
また、新潟中越地震では川口町役場が倒壊しそうになり、避難所になれなかった、とか。

その他のモノが散乱したり、機材が壊れたりの映像は、内閣府防災担当の報告書にも出ているので参照して欲しい。
その他、大なり小なり建物に被害が生じたところはたくさんあったと思う。
しかし、壊滅的な被害、ということになると、さすがに公共建築物は強いから、そうそうたくさんは、なさそう。

(東北の津波で電源が失われたり、庁舎が流されたところは、それは、また別の話)

もう一つは
旧ヨーカドービルの耐震強度は、本庁舎よりマシだということ。

弱い部分は、最小限の筋交いみたいなもので補強するだけで、費用がかからないのだという。
(前に聞いたら、一本200万円のスリットを7本入れるだけでOKなのだという)

コンクリート劣化もあまりなく、後、20年は持つのだという。
ということは、民間の大型スーパーの建築物でさえ、あと20年持つのに、
公共建築物である市役所のコンクリートはすでに劣化中性化している、ということ。

大型スーパーよりやわな建物だったなんて、当時、手抜きでもあったのかしら、と思いながら聞いていた。

・・・・・
市原の場合、耐震強度不足だから「建て替えねば」という話もわからないではない。が、物事には順序がある。

「急がばまわれ」とも言うじゃないですか。建物は、一旦建てたら50年は持たせなければならない。だからこそ、慎重な検討が必要なのでは?

マイホームだって、どこにするか、どんな建物にするか、慎重に決めるというのに・・。

未来の市原のあるべき姿(街のグランドデザイン)を考え、その大きなデザインの中で、優先順位をつけて都市計画をすすめ、市庁舎の場所をどこにするか、十分市民とともに議論するため、半年や1年待てないなんて、おかしい。

「行き当たりバッタリ」の「その場しのぎ」こそが市原らしい、と開き直って、今回も、イケイケどんどんでやっちゃうのだろうか。

最後まで気になったのは、「年内に方針を出す」という「方針」とはどこまでか、ということ。
次年度予算に基本設計の予算をつけたい、ということだろうか・・。
最後までわからなかった。

疑問は、ますます黒雲のように湧いてくる。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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