2017/08
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君津川谷(かわやつ)の有機溶剤 代執行
残暑厳しい日が続いている。
今日は、午後、井上さんと県が有機溶剤の撤去を代執行で行うことを決めた場所の見学に行った。
現場の前で

遠景に見えるのが、今回の処理現場
私と遠景の処理現場

足元が悪いので、靴の上からのカバーを借りて中へ
有機溶剤の場所

これが、有機溶剤の埋まっていた場所。路盤材で固めたところを掘り返して出てきたもの。
手間の石は、重機で割った路盤材。
こんな石をはがす

9月12日にスタートした代執行は今後約一週間で行う予定。
すでに、掘り返した土は、フレコンパックに
すでに土砂をフレコンパックに

委託先は、三友プラントサービス(株) 事業所は東金市にある中間処理業者  
三社相見積もり(?)の随意契約での決定。委託料は1300万円。

過去の経緯は以下のとおり

平成12年から殿台商事(株)が残土事業を展開。
許可期間は、2000年(H12)5/15~2005年(H17)3/31の5年間
しかし2年後に倒産
その後、主のいなくなった土地に2003(H15)不法投棄が行われる。

地元からは、同地で不法投棄が行われていると、県に通報。しかし県は当時動かなかったという。

その後、勝浦警察署が類似の不法投棄を追跡調査し川谷の不法投棄現場を押さえ、不法投棄していた事業者を特定。

それが、
①排出事業者:信栄(株)さいたま市、元産廃中間処理業者 役員1名

②処分請負者:スリーエース(株)野田市、元産廃収集運搬業者 役員3名

③投棄行為者:ダンプ運転手3名

その後、廃棄物指導課がどんな行政指導や行政処分を行ったかは、不明。

2006(H18)競売でI企画(有)が同地(4万㎡)を買う。
(買ったときに、同地には残土のみならず産廃などがたくさん埋まっていることは承知していたはず)

残土処分場にしたいということで、I企画は、再三県に対して話をしてきた。

そこで県は、同地の土壌調査をするようIに伝える。

平成24年6月11日
事業者が掘削調査をかけると、
有機溶剤が入っていることが判明。県に報告。

いそぎ県が、再調査。
7月25日、有機溶剤などが 180t/88㎥(ダンプ7~8台分)が埋まっていることが判明。

埋められたものは
ジクロロメタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ベンゼンなどを含む汚泥
掘り返してわかった汚泥。すごい臭気。この部分のみ、県が代執行する。
掘り返して出たもの1

この黄色のテープの向こうは、地権者責任で、
産廃を撤去するなり、どうするなり対応しなければならない。
黄色テープの向こうは地権者責任
最悪の場所以外にも、掘り返されてむき出しになった産廃が・・・・。
掘り返して出たもの1
これも、県が代執行する分。
しかし、まだまだいろんなものが埋まっていそう。


周辺の地下水調査
湧水、池の水、滞留水、いずれも不検出。
半径1㎞以内の40軒の家があり、大方は井戸水を利用。
そのうち、8軒を調べ、異常は無い

7月27日 不法投棄の行為者3者に措置命令

8月10日 措置命令期限

9月12日 代執行決定・開始。あと1週間で終わる。

当初の見積もり88㎥法メートルを超え、現在は120㎥に増えている。

不法投棄が行われた当時、ほとんど動かなかった産廃課がえらく迅速に今回は動いている。

随意契約というけれど、汚染土壌を焼却するのが主な仕事ならば、
なんで、すぐそばの市原の大きな焼却場をもっている事業者でなく、わざわざ東金まで運ぶのか?

いきなり代執行するのでなく、倒産していない事業者に応分の負担をさせないのか?

不法投棄の事実を多分承知で買ったハズのI地権者に、地権者責任で撤去をさせず、いきなり県が代執行を行うのはなぜか?

今日現地を見た限り、88㎥の有機溶剤以外にも、様々な不法投棄物がでている。
「他は、撤去するなら地権者責任で行わせます」と、担当者は言うけど、
掘れば、なんだって出てきそうな現場。
うっかりこれ以上掘って、あれこれ出てきたら、
地権者は自らの首を絞めることになりそうだ。

何かと、疑問が次々湧いてくる代執行です。

夜は、小敷谷の射撃場の件で、地元の方の話し合いの場に同席させてもらった。
こちらも、疑問が次々湧いてきます。

県庁の環境対策は、ワンダーランドです。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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