2017/08
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ペットボトルリサイクル工場見学
7月10日、キンキンの夏空。
ごみ端会議のバスツアーに参加し、君津のペットボトル・紙・プラスチック系ごみのリサイクル工場を見学させてもらった。
会社名は佐久間(株)。ご案内くださった佐久間仁宣さん(君津・木更津リサイクルセンター兼任センター長)は、お若いので、びっくり。きびきびと解説。

聞き取りのメモから、アトランダムに書く。
(雑紙)
最近は、雑紙が多くなった。新聞、雑誌、本は電子書籍等の台頭もあって、減っている。
1雑がみ

作業中の若者は、「ひも切り」という、縛ってあるヒモを切り、バラす作業をしていた。(炎天下、大変です)
このヤードで700~800トン/月の紙ごみを扱う。

最近の紙の販路は、国内:海外=8:2の割合。(ほとんどが中国)

紙ごみとしてダメなもの。
がみだめな雑がみ油

・油のしみた紙(油のしみた手前のダンボールをご覧ください)
・金箔・銀箔を張った紙(その奥の、お酒の箱)
・事業系の固いロール(トイレットペーパーやラップの芯などはOK)
ごっつい芯

・紛らわしいのは、プラスチックと合成している紙。
(防水加工してあるのは、ダメ)
・最近は、おまけにCDがついていたり、手提げ袋がついていたりするが、そういうものはダメ。
・要するに、水に溶けないものはダメ。
・ホチキス程度は大丈夫。(機械がちゃんと分別してくれる)
・ファイルそのままなんてのは、もってのほか。
・旅行案内など、透明ビニール袋入りのままはダメ。
だめな雑がみ

(プラスチックごみ)
君津は、プラスチック系ごみは分別している。よ~く見ると、みんなプラスチック。
プラスチックごみ

プラのマークがついている。
ちょっと臭う。
プラのマーク

しかし、梱包されたものはほとんど臭わない。
この梱包プラは、約15~16kg。
ひと包何キロ

これを350個集めて出している。

最もダメなものは、この得体のしれないごみ。(手前の半透明な薄茶の袋)
チェックする人がわからないように、何重にも袋にいれて、芯の部分に変なものを入れる。
(ほんとに、せこく、悪質)
得体のしれないもの
もちろん、手前の包丁や着火マンなんてのはもっての外。
論外のプラ包丁まで

(ペットボトル)
・ペットボトルの中にごみ、タバコの吸殻、あげく使えない針を入れている場合も。(職員が怪我をする)
農薬が入っていたケースも。
ゴミのつまったペット

・ソース・油の容器など、油気のあるものはダメ。
ペットは油だめ

・君津は、ステーション回収では、ペットの外ラベルをはがさなくてもいい。
(だから、君津の分別ペットはどっさり集まると、カラフル)
カラフルペットボトル
さらに近寄ってみる。
カラフルペットボトル拡大
ペットの前で私も一枚写真
カラフルペットと私

・排出されたペットにも等級がある。市原のように、しっかり洗って、外のラベルもみんなはがすと、「特A」と評価される。君津は、普通の「A」。
(ちょっと勝った気分で、うれしい)
きれいなペットボトル
下の方の透明な方が市原などの「特A」ランク。やっぱり、きれい。

・もちろんステーション回収では、「A」でいいんですよ、と所長さんが君津をフォローする。

・これは、プラなのか、ペットなのか、ちゃんとマークを確かめよう。
プラとペットのマーク

・おもしろいクイズです。これは、どっちがペットでOKで、どっちが、ただのプラスチック?
どっちがペット?

正解はノンオイルのドレッシングはOK。油性のドレッシングは、ペットではない、ダメ。

・料理酒は、酒でもなく、しょうゆ等でもないので、分別のはざまに落ちて、ペットになれない。

・これは、飲み口のプラのふたの部分が気になるからといってわざわざ切ったもの。ここまでやっては,やりすぎ。
ここまでこらんでも


その後の工程です。
手選別で最後の荒いごみを出す。(この後はすべて機械が処理)

雑フレーク

一次粉砕後

ラベルを取る(サイクロン方式で浮かして除去)

二次破砕後

水を入れてキャップの破片を浮かして分離して除去
佐久間さん水を入れてふたを浮かす

白ラベルのみ混入した状態
白いラベル

金属が混じった状態(分別・破砕の過程で入ったもの/微量)
金属入り
ほんとに微量で、手前の袋のなかに、ちょびっと。わかるかな?

そして金属を除去します。ほとんど差はわかりません。

そしてまっ白な白フレークになります。
白フレーク

あとはこんな製品に。
ポリエステル綿になった
さらに具体的な製品に
製品になった

佐久間様、皆様、熱い中、ご説明いただき、ありがとうございました。

「ごみ端」のみなさんもありがとうございました。
最終工程機械のまえのぜn

大沢さんは、「これで、ますます力強く語れる」と、自らうなずいていました。
(今でも十分、力強いと思うけど・・)
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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