2017/10
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県内に基準超えの放射廃棄物の最終処分場?
月曜日は金環日食
姉崎駅でちょっぴり、雲の切れ目から見ることができてラッキーでした。

ところで、
放射性廃棄物の最終処分場建設に関して、国の副大臣から、
千葉県に対して要請があった、という記事が各社の今朝の新聞に出ていました。

以下は、千葉日報の記事の要点。
・・・・・・・
光克彦環境副大臣が21日、県庁をおとづれ、
森田知事に対して
「8千ベクレル/キログラムを超えた焼却灰などの指定廃棄物について、
県内で最終処分場を確保するための協力」を要請した。
指定廃棄物は、今年1月に施行された放射性物質汚染対処特措法で、
排出された都道府県内で国が処理することになっている。

国は、今後3年をめどに県内で最終処分場を検討している。
横光副大臣は、県に対し
①候補場所の資料提供と現地調査への協力
②場所選定のための知見の提供
③地元市町村への説明の協力   を要請。

副大臣は
7~9月に、候補地を選定し、10月以降に住民説明を行う予定。
「国有地を中心に考えている。地元住民の理解に全力を尽くしたい」と説明。

それに対して、森田知事は
「処分場の早期確保は必要。住宅地から離れた土地が少ない県の事情を精査してもらい
県も出来る限り、協力したい。」と建設に同意したとのこと。

国は、同様の要請を茨城、栃木、群馬県でもしている、という報道でした。

驚いて短い時間でしたが環境部に対しヒヤリングを行った一部です。

記事にあった
「候補場所の資料提供と現地調査への協力」とは?  

Q 候補場所は、国有地だけか? 

A 国有地だけでなく、県有地、民有地も対象となりうる

Q 「候補場所の資料提供」は、県が行うのか?
  県が提供した資料で、住民が反対しているのでダメだ、と後で国に言えるのか?

A そうではなく、国が候補地として提供した場所について、資料提供と現地調査を行う。

Q つまり、「候補場所の、資料提供と現地調査への協力」ということであって
  「候補場所の一覧を県が決めて、その一覧を国に資料提供するわけではない」と理解していいのか?

A そのとおりです。

(しかし、県有地、民有地も油断できない。)

「場所選定のための知見の提供}とは?

Q 知見の提供ということは、環境研究センターなどの知見を活かすということか?
  また、仮置きであっても住民合意が得られないのに、最終処分場建設なんて、住民同意が得られるはずがないと思うが?

A 知見に関しては、様々な関係機関や専門家の意見をとっていくということ。
  (住民同意が得られないだろう、という指摘に対しては、ノーコメント)

Q 「処分場の早期確保は必要。住宅地から離れた土地が少ない県の事情を精査してもらい・・」
  とはどういうことか?

A 栃木、群馬では国有林など、国有地が人家から離れたところにあるが、千葉県では、住宅地から離れたところに国有地がない。
  そういう千葉県の事情も十分考慮して欲しいということです。

Q 国有地があるのは人家が密集している東葛などの地域だとすれば、千葉県の人家が少ないところというのは、南の房総半島方面ということか?
  そちらの方で検討してもらいたい、ということか?

A 特に何も、具体的な話をしているわけではない。今後の話です。

Q 「県も出来る限り協力したい」という知事のコメントは、知事が国にいいカッコしたくて勝手にしゃべったのではないか?環境部担当課も了解の上での発言か?

A 私どもも、知事と同じ見解です。

(・・・知事の独走でないとすれば、なお始末が悪い。
 環境部が国に全面協力して、用地選定、アセス、地元説明、了解に、今後取り組みそうな気配)

Q なぜ、唯々諾々と「協力」を約束するのか?東京は?栃木は?群馬は?茨城はどんなコメントをしているのか?

A それぞれ、国から要請されていると思います。(・・・返事になっていない)

・・・・・
以下は、本日の感想、私見です。

8000ベクレル以下の廃棄物を管理型処分場に入れることも問題だったのに、
まして、8000ベクレル超の放射性物質を、国直轄管理とはいえ、最終処分場に入れる?
・・・・ありえない話です。

「国が責任を持って」というけれど、
国会内に最終処分場を作るわけでなく、
総理の庭に置くわけでもなく、
千葉県内のどこかにつくるわけです。

今、県内には、基準を越えた廃棄物が4550トン。
このうち指定廃棄物は900トン。
おまけに、今後、どれだけ増えるか、想像もつきません。

「7~9月に候補地を選定し」と書かれていましたが、
しっかりしたアセスによる周辺影響の検証、有識者の意見集約、住民の同意は、
通常の管理型処分場であっても最低の要件ですが、

まして今回は、放射性廃棄物(それも8000ベクレル超)の最終処分場建設です。

周辺住民への健康被害、土壌汚染による農業への被害、飲水の安全への不安は、どれも死活に関わる重要課題です。

恒久的に8000ベクレルを超える放射性廃棄物を一箇所に集中して埋め立てることのアセス基準なんて、
まだ聞いたこともありません。

仮置きだからこそ我慢している東葛地域の周辺住民だって、
これが恒久埋め立てとなると、・・・誰もそこに置くことに了解する訳がありません。

それは、南房総地域の住民だって同じ。

放射能は怖くない、というキャンペーンが徐々に浸透しつつあることが怖いです。

今後、さらに情報を収集してここで報告します。                                                  
                                
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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