2012/06
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常任委員会のあれこれ
昨日の環境生活警察常任委員会。

議案1号は、市原市小敷谷の県射撃場の来春再開に向けての条例の可決を求めるもの。

事前に、「このことは地元にちゃんと説明している?地元は了解している?」と聞いた時には、
「はい」という返事だったのに、

地元の人に電話で確認したら、「え~!聞いてない」と言う返事。

地元が反発し、県に対して抗議文を出したことが新聞報道された。

これは大変、ということで、急遽、地元説明会が開かれた。
それが、常任委員会の直前の6月28日。

説明会は大荒れだったらしいが、でも、説明会をしないよりはまし。

私は、昨日の常任委員会では、「まだ十分地元の納得が得られていない」ので賛成できない、ということで「反対」した。

地元の暮らしを大切にしている人たちを甘く見てはいけない。
県担当者は、しっかり、同意、合意が得られるまで、とことん誠実に話し合って着地点を見出してほしい。

それよりもっと頭に来たのが、議案第21号

これは、県が訴訟を起こす事を了解して欲しい、という議案。

背景となる事件の概要は以下のようなもの。

昭和54年、市川市で建設汚泥(ベントナイト)処理場が決壊し、汚泥4400㎥が流出。50m離れた建材業者の倉庫、作業員宿舎など10棟が埋まって、同宿舎に住んでいた乳児一人が生き埋めとなり死亡した事故があった。

その事故の被害者と遺族らが、処理場の運営者である中村幸男と、県、市川市、地権者に対して損害賠償請求を、起こした。
千葉地裁の判決は、汚泥処理の技術的基準を満たしていない事業者と、県は危険性は認識し得ていたにもかかわらず、指導監督の義務を怠ったとして、事業者と県に対して合計約1億5千万円を支払うよう命じた。
(市川市は指導監督責任がない、地権者は危険性を認識していなかった、として請求は免除)
   (平成2年3月28日)

県は高裁に上告したが、2審でも敗訴。(平成3年11月30日)

高裁の裁判長は、
「事故の前兆とも思える冠水の苦情が出ていたのに、県の担当職員は、業者の話を信用し、調査対象から外したのは不相当な対応である」と県を批判した。

県が、被害者らに払った金額は、2億4326万181円

請求は、1億5000万円だったが、裁判が長引いて、遅延金が9000万円になり(年利5%)、合わせて2億5千万円近いお金になったのだ。

その2億4326万181円を、中村某に求償するのだという。
今回の裁判費用は約200万円くらいを見込んでいる。

はじめの裁判だって、結構なお金がかかっているはず。
遅延金に至っては、空いた口が塞がらない。

・・・・自分の懐が痛まないとなると、なんと太っ腹な判断をするもんだ、と感心する。

2審の判決が出たのが平成3年ですでに賠償金は県が全て払ってしまっているのに、
なんで今まで中村某に請求せず、ほっといたのか、と聞けば、

「いや、時々は催促していた。平成13年には全額払うから待って欲しい、と中村から確約書も出ている」
「平成24年4月30日が期限で、9月10日で時効になるから、その前に訴えを起こした」のだという。

事業者に「逃げ得」を許してはならないから、
請求することそのものを否定はできない(つまり、議案に反対はできない)が、

県の対応は、あまりにお役所的、形式的で、腹立たしい。

とりわけ頭に来たのが、2審の判決が出た時の新聞記事にあった県の言い分。

なんと県は、
「被災者らは、危険発生を監視できたので、自助努力を尽くすべきだった」と主張したと書かれている。

被災者が自ら監視するべきだ??

これでは、栢橋の悪質な残土崩落も、北の谷(きたのやつ)の2度にわたる崩落も、地元に監視の責任があることになる。

お役所の体質は、昭和59年も今もちっとも変わらない・・・(ため息)

気の毒なのは、議案8号(県警案件)の
特別救助等作業手当。

これまでも、福島原発事故後の処理のために、千葉県から、県警から、延べ10430人の職員が派遣され、様々な業務にあたってきた。

警戒区域、帰還困難区域、居住制限区域という放射線の高いところで作業してきた職員たちの危険に対する特別手当(日額)が、
国が、勝手に原子炉が冷温停止状態になったからといって、区域の見直しが行われ、手当が減額されることになった。
あくまで、日額の上乗せ分です。

警戒区域の特別手当は、
     (屋外)10,000円 → 6,600円
     (屋内) 2,000円 → 1,330円

帰還困難区域も同様。

居住制限区域は、
     (屋外)3,300円
     (屋内)660円

警戒区域、帰還困難区域の放射能の値は、果たして下がっているのだろうか?

放射能の値が、下がっていないのに手当だけ下げたとしたら、問題だ。
現場で作業に当たる人たちの苦労に報いるためにも、十分な健康への配慮をして欲しい。

銃器犯罪捜査にあたる職員への特別手当も、これって時給の上乗せ分?と思ったら、
日額分だということで、びっくり。(金額は、申し訳なくって書けないほど)

常任委員会のメンバーも口々に、大変な仕事なのに・・・とため息を付いていた。

さて、話題を変えます。

本日、夕刻から、首相官邸へ。
大飯原発再稼働を許すなのデモに。

国会議事堂前の地下鉄の駅を降りたところからの渋滞。階段までぎっしりの人、人、人・・・!

入江さんと待ち合わせようとしたけど、とても、誰がどこにいるかわからないほどの人、人、人・・・。
あきらめて、歩く。

幼い子供連れの親子。
サラリーマン風の人、ナチュラル・テイストのお兄さん、お姉さん。
太鼓や、ラッパ、思い思いのプラカード。

ちびの私は、人の波に飲まれながら、うろうろ歩く、声を上げる。

首相官邸はどっち?きっとあっちよ、と教えてくれる人。

私の撮った写真。人の背中だけ。
再稼働反対デモ

8時近くになって、警察官が、
「本日のデモは、これで終了です。国会議事堂前駅は大変混雑しています。デモに参加なさった皆様は、こちらとあちらの道と駅をご利用ください・・・」とマイクで誘導してくれる。

だれが、主催者なんだか・・・と妙な気分になった。

今日は、上空にヘリコプターが飛んでいた。きっと、このデモの様子を撮っていたのだろう。
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プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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