2011/12
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仙台 石巻 名取・・
どうしても年内に東北へ行きたくて、
仙台に住んでいる友人Sさんにお願いし、師走も押し詰まった28日~29日に仙台へ出かけ、被災地を案内してもらうことにした。(忙しい時にほんとに申し訳ありません。)

旦那さんが、急遽お休みを取って、一日、石巻及びその周辺を案内して下さることになった。
旦那さんの仕事場は、石巻。ご家族は、以前は石巻の社宅に住んでいた。

早朝五井を出発し、新幹線に乗ると10時には、仙台に着く。車でお迎えにきていただき、そのまま早速、石巻へ。

車中、当時の仙台の状況や、石巻の状況などを詳細にお聴きする。
仙台市内は3日間の停電、ガスがこなくてお風呂に入れず、息子さんのK君が、風呂に付けておくと8時間でお湯になる機材を持ってきてくれてやりくりしたこと。友人知人が多く被災し、亡くなられたこと・・・など。


実は以前、震災の後で、えっちゃん(友人)から、河北新報の「巨大津波が襲った(発生から10日間東北の記録)」を送っていただいた。河北新報が地元だからこそ、撮り得た報道写真集。熱く苦しい人々の呻きや悲惨としか言いようのない写真は、胸をえぐる。今も、大切に保存し、時に取り出して、繰り返し見ている。

仙台の街中は、震災以降、10箇月近く立ってガレキ等はほとんど除去されているが、地震の爪痕は、家々の窓や、屋根、門などに、まだ残っている。

そして、車は一路、石巻へ。景色が一変する。
ガランとした道の両サイド。かつてはここに家ゝが立ち並び、人々の暮らしが在った、はず。
しかし、行けども行けども、ガランとした空き地ばかり。時々、門柱だけが立つところも。
一見して遠くの家は無事そうだけど、中はがらんどう。波がすべて家財道具や暮らしを根こそぎにしている。
石巻1
石巻全壊家屋遠景1

実は、息子が辰巳の光の子幼稚園でお世話になった先生が、その後ご結婚され、石巻に住んでおられた。ゆっくり成長していた我が息子は、当時ほんとにお世話になった。ほっそりチャーミングで可憐なY子先生は、困ったように「たかちゃんはね。」と笑いながらよくお話になっていた。その先生が石巻の自宅で、娘さん、お父さんと一緒に津波に飲み込まれて亡くなられたのだ。

その場にも案内していただいた。何もない。
石巻2門柱
「多分、この門柱だった思うよ。あ~ほんとに何にもなくなっちゃった~・・・」

少し行くと、「がんばろう石巻」そして周辺の泥まみれのガレキ。相当除去したあとだけど、でも、こうして、生々しく傷跡が・・・。
がんばろう石巻1
頑張ろう石巻近く2
学校も、中は津波が根こそぎにして、骨組みだけが建っている。周辺は、ぬかるんだ廃墟。子供たちは、どのくらい助かったのだろうか・・・。
1石巻学校
様々な写真を次々に掲載する。
ほとんどの家は、行政に解体を申し出ると、全壊、半壊の場合は、撤去してくれたのだという。今も残っている家は、解体を申し出ることのできなかった家。解体の申請さえもできなかった悲惨さを思うと、また、胸が潰れる。延々と、荒涼たる景観が続く。
1石巻全壊家屋
石巻4荒涼

まだまだ続く光景。
石巻延々と6


以下はガレキの状況。延々と続くガレキの山。廃車が山積み。車の中から写真。
道路にホコリが飛散することを防止するネットのむこうにも延々とガレキ。重機も巨大な廃棄物に混じる。
石巻がれき
石巻がれき
1廃車の山
廃棄物フェンス

て選別で分別する人も。
石巻ガレキて選別

延々と続く、荒涼たる景色。ぽつんと残る家屋。
石巻延々と6
地面にめり込んでいる家屋。よく見たら、どこからか、流されてきた家のようだ。
埋まる家1
埋まる家2流れてきた
道路沿いにこんなけったいなものも。
どうも、どこからか流されて来て、ここで、止まったようだ。近くによってみると、凄まじい。
漂着物オブジェ1
漂着物オブジェ2

そして、石巻の工場群。
会社から、高台へ逃げた人たちは助かった。危機一発で、難を逃れた人、結局、車ごと波に呑み込まれた人・・・。高台にあった社宅は全く無傷で、その下の団地は、全て、跡形もなく、波にさらわれた。

そんなお話を聞かせていただき、心が重くなる現地を案内していただき、Sさんご夫妻、ほんとにありがとうございました。

そして翌日は、レンタカーを借りて、名取市、岩沼市、亘理町へ。
仙台空港、名取海岸、延々と続く荒涼たる海岸地帯・・・後日報告します。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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