2017/03
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紀子さんのノルウエー報告
済んだことでも、面白かったことは遅ればせながら報告します。

8月9日(火)、午前中は、県ネットで福祉プロジェクトの検討会議が行われたのですが、午後はとんぼ返りで、市原へ。
元気でパワフルな田中紀子さん(木更津市議)のノルウエー視察報告会をネット事務所で行いました。

あれこれ調査したり、それをわかりやすくまとめた冊子を作ったり、と超多忙な紀子さんによる報告会です。
私自身も、市議の時に、一回市議団視察で訪問(もちろん報告書はばっちり作り、報告会もしました)。
また県議になって夫とともに観光旅行で一回、北欧に行っています。(それでもやはり北欧のすごさは感じました)

あまりに政治、思想、仕組みが違って、まずそのことが呑み込めず、目を白黒しながら通訳さんの話を聞いたことを思い出します。
(しかし、素晴らしい体験でした。ノーマライゼーションの意味をほんとに実感できました。あの体験が福祉を考える際の原点となっています)

さて、紀子さんです。
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パワーポイントによるわかりやすい説明。

NPO、行政マン、オンブズなどなど多彩な方々にあっていることが分かります。
一例です。平等、差別撤廃オンブット。
女性の差別撤廃だけでなく、移民、同性愛者に対する排外主義的動きに対しても運動する団体です。
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日本では考えられないくらい、ともかく「平等が良い、のだから何が何でも平等!」という人権意識の高さが、まぶしいです。

次は、働く女性の権利を守る日本の商工会議所のようなところ。
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ノルウエーは王国だけど、みんなの意見を聞き、みんなで働き
みんなで税金を納めて暮らしを維持していこうとする思想がいきわたっている。
(それは、スウエーデン、デンマーク、フィンランド等も同じ発想です。)
この団体は、ノルウエー最大の組織だが、2003年に法律ができて、組織の40%は女性理事が占めることを目指した。現在は達成している。

だれもが、しっかり働き納税できる働き方が、当たり前になっています。
次は、保育。女性が働き続けるためには、保育が不可欠。
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こどもは1歳から保育所へ。(1歳までは母子が一緒がベスト、という考えです)
保育士の確保は?保育士の報酬は?という質問は、ここでは、恥ずかしい。
なんで?当たり前に働いているのだから、当たり前に報酬があって当然でしょ?
なんでそんなことを聞くの?という怪訝な顔をされるのが、オチです。

延長保育は、ない。
そんな遅くまで母が働くのは、子供にとっても、親にとっても不自然だから・・・。理由が明確です。
ワークバランスも当たり前。休日は、お父さんが、ベビーカーを押して歩く姿が、ぞろぞろ、一般的です。

紀子さんのレクチャーの良さは日本と<ノルウエーの比較(数字)をしながら話してくださること。
だからよく理解できます。…我彼に違いに、ため息も出ます。
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最後は、真の平等とは、どんな概念か、を説明する絵です。
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同一のサービスを提供するのが必ずしも平等を実現することでなく、その人にとって必要な支援を行うことによって、同じように社会参加を実感できるように仕組みを整備することが肝心なのだと、よくわかります。
国連から見た日本の女性差別の実態
6月11日(土)
「国連から見た日本の女性差別の実態」
という興味深い学習会が千葉県弁護士会館で行われた。

安倍総理が「女性活躍推進」をいくらリップサービスで唱えても、日本の女性が差別的な状況に置かれている実態は変わらない。

女性の貧困、働きたくても保育所にも入れない実態、相変わらずの男女の賃金格差・・・そして政治参加率の女性割合の低さ・・・。

国会の女性議員比率の国際比較統計が毎年発表される。
3月7日に最新データが発表された。
http://www.globalnote.jp/post-3877.html

なんと、日本は昨年よりさらに順位を下げ、193カ国中、157位!

もちろん、韓国、北朝鮮より低い!(どちらも113位)

まず「女性差別撤廃条約と女性差別撤廃委員会」と題して、林陽子さん(国連女性差別撤廃委員会委員長)の報告があった。

女性差別撤廃条約とは、国連の9つの主要人権条約の一つ。
他には、「子どもの権利樹約」や障害者の権利条約」もある。

女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃を求める条約である。
「あらゆる」とは、直接差別だけでなく、間接差別、つまり婚姻上の地位、妊娠出産、子供の有無による差別。

政治参加、労働、教育、家族関係、健康、DVなど・・・。

女性のためのさまざまな政策を議論する国会での女性の割合は
世界平均は、22%
アジア平均は18%
日本の衆議院では9% 

法的クオータ(割り当て)制度はすでに100カ国以上が公職選挙法に導入している。
フランス、ベルギー、コスタリカでは「パリテ(男女同数制)」を導入し、その趨勢が広がっている。

フランスで、「クオータ制導入で30%を女性に」と主張したら、男性から、「なぜ30%なんだ」と猛反発された。
「では、男女は、人口比で半々なんだから、パリテ(50%)にしましょう。」と、パリテ法が成立してしまったのだという。
フランスってすごい!

日本には、驚くべきことに包括的に差別を禁止する法がない。
国の中に人権の専門家がいない、「監視専門委員会」がそもそもなくなったのだいう。

今後、「包括的差別禁止法」制定をめざして議論をスタートさせたい、というのが林さんの強いメッセージでした。

朝倉むつ子さん(早稲田大学教授)からは、労働分野における性差別についてのレクチャー。

年齢階級別の労働力率は、相変わらずのM字カーブ。
国も、千葉県も、男女共同参画計画に、
堂々と「一旦出産・育児で離職した人が、再就職するための支援」を謳う。
なぜ、結婚、出産、離職を前提とするのですか?と聞くと、
「いや、現実的に、離職する人が多いので・・・」という回答。

なぜ、離職でなく、育児休暇、その後の保育体制の充実で乗り切る政策を推進しないのか・・・。
女性県議からは、次々に同種の意見が議会でも述べられてきた。
こんな些細なことでも、女性議員がいないと、実感のある提言ができないんだな、と痛感したことを思い出します。

非正規労働の問題が男性の間で深刻になってようやく非正規労働の問題が議論されるようになりました。
ずっと女性たちが、非正規、低賃金で苦しんできたときには、マスコミも社会も問題にもしなかったのに・・。

賃金格差は、男性を100とすると、女性は71.3
総合職として入社した女性たちは、79%(1986年入社)、42%(2007年入社)が退職。
だから、女は・・・でなく、なぜ退社せざるを得なかったのか、そこを考えて欲しい。

育児休業を取得するのは男性2.3%、女性86.6%。
男性が、積極的に(かなり積極的に)育児に参加している場合は、女性の離職率は低いこともデータで示されました。

「差別」とはなにか、「不合理」とは何か?それを判断する基準がしっかりあるか、など基本的なことを具体的に抑えることの大切さも学びました。

「返せ!生活時間」キャンペーンを国民運動として繰り広げることが大切だ、という指摘にも納得しました。

長時間労働の問題は、単に、労働運動でなく、「健康と命、暮らし」を取り戻す運動にしなければ、という発想も、やはり女性だからこそ出てきた視点です。

もうひとりは、mネット・民法改正情報ネットワークの坂本洋子さん。
パワフルです!
家族に関する法整備の女性差別について語っていただきました。

例えば、婚姻は、男性は18歳から、女性は16歳から、と日本はされているが、
これは、16歳で結婚してしまえば、その後、女性が教育の機会を奪われることになりかねないので、ダメ。
(両性の婚姻年齢が違っているのは、もはや先進国では、日本だけ)

実は戦後の憲法制定の折に、最も抵抗があったのは、9条でなく、24条だったそうです。
24条は、「家族生活における個人の尊厳と両性の平等」
「両性の平等」なんて、今だって、我が千葉県では、男女共同参画条例ができていないくらいだから、戦後すぐのバリバリの男社会では、さぞかし抵抗があっただろうと思います。

そもそも「男女共同参画」条例という名前だって変で、
あっさり「男女平等条例」にすればいいだけなんだけど、
ものすごい壁があって、折り合って「男女共同参画」になったんだものね。

何も変わっていないじゃないか、と思われるかもしれないけど、国会でのロビー活動や、様々な運動の成果は確実に上がっている。

選択的夫婦別姓制度についても、民法改正に向けた与党内の議論が活発化した時期もあったのです。

2001年10月には、男女共同参画会議基本問題専門調査会の中間とりまとめで、同制度の導入が望ましい、という結論も出ていたのです。(この頃は、古賀誠、野中広務さんたちが調査会の要職に就いていた)

今は、とにかく、安倍総理をはじめとして「日本会議」系が幅をきかせて、大きく後退してしまっています。

最後に、林さんが、千葉県が生んだ偉大な社会事業家(ソーシャルアントレプレナー)沼田たみさんを紹介しました。
母子世帯自立のために尽くした千葉県連合婦人会初代会長だそうです。

できる一歩を尽くしたい。まずは、この参院選でしっかり候補者を見極めて投票しましょう、と締めくくりました。
自治体議員立憲ネットワーク総会
ブログをサボって随分経ってしまった。
取り敢えず、おとついと昨日の報告です。

土曜日(19日)は、午前中は、原稿を書いたり、買い物をしたり、
(久しぶりにペンやらスケッチブックやらの文具を買ってちょっと満足)
午後、やけに寒いな、と思いながら千葉へ
自治体議員立憲ネットワークの仲間と、クリスタルドーム前で、安保関連法廃止を求めて、リレートーク。
あまり受け取る人はないけど、
チラシは、大野ひろみさんの力作!
読みやすいよ、わかりやすいよ!ぜひお手にとって読んでみて!
そして、来年、参議院選挙には必ず行って、今の変な流れを食い止めようね、とアピール!

さて、翌日は20日(日)
朝、8時に家を出て、東京四谷の主婦会館へ。
自治体議員立憲ネットワークの総会とシンポジウムがあったからです。
午前中は、総会。
大野ひろみさんが、事務局として縦横無尽の活動をしています。(午前中は司会)

今、自治体議連は、総勢759人。

民主、社民、市民ネット(生活者ネット)、緑の党、新社会、無所属、他、元議員、候補予定者、市民サポーターがいます。
地方議員を1000人に増やしたい!
立憲主義に基づいた政治を取り戻したい、と思っている地方議員でまだ参加していない議員は、どうぞ名乗り出てください。
ホームページからでも加入できます。
もちろん、私にでも、だれにでも、既に会員になっている人になら誰に申し出てくださってもOKです。

右傾化するこの国の姿に、危機感を抱いている人ならだれでもOKです。

午前中の総会で特に感動したのは、来賓として前に座った沖縄県議会議員の仲村未央さん!
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熱くわかりやすく沖縄の今を語ってくださいました。
先日のテレビで、岡本行夫さんが、オナガさんは少し冷静になって欲しい、と言っていましたが、翁長さんは冷静です。今の裁判だってけっして翁長さん自身が仕掛けたものではありません。・・
今の政府は、沖縄を弾圧の対象としか見ていません!
沖縄の民意は既に各選挙で出尽くしている。それに対して、国会は全くドンカンに安倍さんに追随しているだけ!
国会がしっかり機能していれば、沖縄は今のような裁判に巻き込まれていない。
・・・等々。惚れ込んじゃいます。

沖縄は、今回一気に72人の議員が立憲ネットワークに参加してくださいました。心強いです。

お昼をはさんで、午後はシンポジウム。

お馴染みの伊藤真さん(弁護士・伊藤塾塾長)、
地方自治は民主主義の学校とよく言われるが、実は、民主主義の実践の場である。
日本中に自由を!立板に水の雄弁は、いつも変わらず。


小林節さん(慶應義塾大学名誉教授)
山中光茂元松坂市長の大先生であるやんちゃな立憲主義憲法学者。
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次の参議院選挙は、選挙に勝ってアベさんをやめさせる、につきるでしょ。
権力者に憲法を守る生活習慣をつけさせることですよ。
あの政党がどうだとか、この政党の主張は、ちょっととか、言ってないで
とにかく
「安倍さんよりいいだろう!」で、いいじゃないですか。


シールズの諏訪原健さんは、
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なぜこの選挙が大切なのか、
内輪でない人にどう働きかけていくか、
対抗軸をどう作るか、
市民との協働をどうつくるか、・・ですよね。
 

若いのに冷静で、恐れ入ります。

山口二郎さん(法政大学教授)も、しっかり発言。
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さまざまな政党の間に橋をかけてくださいました。

たくさんの人が詰めかけて、熱気ムンムン。
途中で、冷房のスイッチを入れたそうです。
最後に、役員の皆さんが、前列に並んでくださいました。
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市民連合のかたちをどう作っていくのか、それが、鍵になりそうです。

その後、とんぼ返りで、市原へ。



国府祭りと古賀茂明さん講演会
10月14日、25日は、いちはら国府まつり
開始までの時間、ぶらぶらして、ちょっとつくねのつまみ食いやら、たこ焼きやらを買ったり、おしゃべりしたり。
今回、練り歩きの先頭をいく山車。私は本格的な開始前に失礼するので、まずは写真のみ。
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こちらは七重の塔の縮小版。こちらも山車とともに引きまわされます。
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「あら、かわいい!」市原のライオンズクラブのブースで、盲導犬のワンちゃんと、お姉さんです。
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まつり開始の挨拶の市長。
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そして、恒例の更級日記の東くだりの華やかな行列
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次は、源頼朝の武者行列
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さて、これからも続々とイベントがあるのですが、私はこっそり失礼して、幕張本郷へ!
古賀茂明さんの講演会があったからです。

古賀さんといえば、元経産官僚、
朝日の報道ステーションで、
「I AM NOT ABE 」のペーパーを掲げて、安倍政権を痛烈に批判したことは、
皆さご存知だと思います。
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その安倍政権の暴走をどうして止めるか、
日本の進むべき道は「改革はするが、戦争はしない」という、今最もホットな手法で、
国政のあり方にもの申しているのが、古賀さんです。

「フォーラム4」というサイトをご存知でしょうか?

これまで日本の政治状況は、守旧派、改革派にわかれ、対立(らしきこと)を繰り返してきた
そこに、今、軍事力を重視するタカ派と、集団的自衛権反対、脱原発、平和主義を貫こうとするハト派の対立軸が生まれた。

でも、どの政党が、本根のところでハトかは不明。
まして同じ政党の中でも、ハトやらタカやら・・・ハトだけど、組織温存に汲々とする勢力もあったりして・・・

さて、国民は例えば次の選挙でだれに投票していいのか・・・
選挙まで待たなくても、今、何をすれば安倍政権の暴走を止められるのか・・・

そこに、「入れたい政党がいない無党派層の空白地帯」が、これまで以上に広がっている。
そこで、古賀さんの主張する第4象限、「フォーラム4」です。

え~っ!・・・・ほ~やっぱり!などなど・・
ここではかけないお得な情報も満載のお話でした。

詳しくは、古賀茂明さんのメルマガをご覧下さい。
そこで、「自分」発の、新しい政治参加のスタイルを探してください。
きっと、ヒントがえられます。

みんなに火をつけてくださった古賀さんありがとうございました。
参加してくださった皆様も、ありがとうございました。
放射能と戦う シンポジウム
今日から、県議会代表質問がスタート。
午前中が、自民党、午後は民主党。
その後、3時半ごろ、大慌てで、幕張メッセへ。

日本弁護士連合会の第58回人権擁護大会シンポジウムがあったのだ。
12:30から始まっていて、総合タイトルは「放射能と戦う」
第1部は、健康管理と医療体制

第2部は、汚染水問題

第3部は、放射性物質に汚染された廃棄物

私は、4時過ぎに飛び込んで、関口鉄夫さんのお話から聞くことができた。(パワーポイントも秀逸!)

「何が、どう歪んでいるのか」
 ~福島第一原発事故による矛盾だらけの指定廃棄物候補地選び~

(価格を装う 技術の欺瞞)
先ずは、フレコンバックの写真・・・上に重ねると下のバックの裂け目が見える。
敗れた袋から漏れた汚染物は、雨水とともに水系、下流へ・・。
国有林が指定の場所に選ばれる。
そこは、災害指定がなされていないだけ・・・。(安全というわけではない)

あとで塩谷町の見方町長さんが見せてくださった写真
(先の台風後の計画地が、豪雨で無残な姿に・・・)
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安全に処理するための施設と称する欺瞞
国が説明する施設は、嘘だらけ・・
指定廃棄物保管施設
もっと詳しく載せたいけど、たくさんありすぎて書けない。

・・・・なんだか、とても元気をもらいました。

その後、産廃処分場や放射性廃棄物処分場に反対する市民が登壇して、発題とディスカッション。
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2時間しかいられなかったけど、お腹いっぱいになるほど、充実した学びでした。

これを書いている今は、爆弾低気圧が来ているとかで、
風の音が強くなって来ました。嵐の夜は、気分は「リア王」・・・・ヽ(`Д´)ノ

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さて10月5日から「マイナンバー」制度がスタートします。(今は家庭に通知カードが送られてきます)

プライバシーが守られそうにないし、やだな、でもどうすればいいのかわからない・・・
そんな人の強い味方が、
ここ! →「 共通番号いらないネット 」 をクリックしてください。
http://www.bango-iranai.net/
ラブリーな「ふん」猫が、トレードマークです。

共通番号は、誰にとって「便利」なのか、よ~く考えてみましょう。
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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