2017/05
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ほぼ一ヶ月ぶりです。福島原発視察報告
ほぼ一ヶ月ぶりです。

議会、常任委員会傍聴、市原での広報づくり、討論原稿書き、美浜ネットでの政治カフェのゲストスピーカー、市民体育祭、障害者スポーツ大会、市民ネットのワンディワークショップ&保坂展人さん講演会、市原で行われた「残土条例制定を求める集会」等々・・・目白押しの日程です。

10月18日は、議会閉会日。私は、発議案に対する討論。

そして、19日~20日は、資源エネルギー問題懇話会の議員団の県外視察で、福島原発内部の見学会に参加しました。
議員団は総勢31名。

19日は、身分証明の免許証を携帯し、福島第一原発の敷地内へ。
残念ながら写真は一切禁止。場内を車中から見学。
東京ドーム約75個分の広い敷地。
事故当時、場内にいた車500台?(800台?)は、前のバンパー部分に、持ち出し禁止のステッカーが貼られ、
それらの車が中の移動に使われている。
ガソリンスタンドも場内に作られている。

1号機~3号機は事故当時稼働中で、津波・地震の被害をモロに受けて、電源喪失。
その後の事態は、私たちも嫌というほどテレビ等で見ている。
メルトダウンした格納容器内の状況は、未だに誰にもわからない。
(宇宙船で使われるカメラでも、内部の様子は薄ぼんやりとしか見えない、鮮明に捉えられないのだという)
車が、1号機から、2号機、そして、3号機の前を通ったとき、みるみる検知器の数字が上がった。
160マイクロシーベルト、190マイクロシーベルト、248マイクロシーベルト・・・車中の検知器で測っていた人が、「振り切れた!」と呟いている。

事故前は、一面の芝が貼られていた構内の斜面や空間は、一面、モルタルが吹付けられている。
これで100マイクロシーベルト放射能の値が下がるのだという。

地下水が、150㎥/日、建屋内に流入し、放射能で汚染される事態が続いている。
セシウム、ストロンチウム、など62核種は、吸着装置等で除去できるようになったが、
未だにトリチウムが、除去できない。
そのため、トリチウムを含んだままの汚染水の貯蔵タンクが並ぶ(685,018㎥/9月22日現在)。

ここでは、毎日、過酷な作業現場で6000人の人が働いている。
車中から見るだけで、辛い気持ちになる。

20日は、第二原発を視察。
第二は、東京ドーム32個分の広さ。(フクイチの約半分の広さ)

福島第二原発も、地震で福島変電所の一部が損傷し、外部電源が一部停止したが、
送電線4回線のうち1回線が受電を継続していた。
海水で冷やすためにも、とにかく電源がなければ話にならない。
そこで、通常なら1ヶ月かかる仮設電源を布設するために、総動員体制で、
なんと30時間で総延長9キロメートルの仮設ケーブルを設置。
余震はひっきりなし、第一原発はやられている(情報も来ない)、ろくな灯りもない、構内は泥だらけ・・・
そんな中で、なんと人というものはすごいことを成し遂げてしまうものなのだろうと、絶句。

「逃げようとは思いませんでしたか?」
「いや、トップの指令が適切で、とにかく自分の持分を果たさねば・・ということで必死で、
逃げることなど考えていませんでした」

3号機のタービン建屋、原子炉建屋に入らせてもらう。

厳重な幾重ものチェック。
裸足になり、靴下を履く、手袋をして、その上からビニールの手袋、ヘルメット、服の上からオーバーオールを着る。
そして、原子炉建屋に入るときには、さらに、靴を履く。

福一ではメルトダウンして底が抜けている原子炉の格納容器の釜の底。
「同じ構造だと思ってください」という説明を聞きながら、格納容器を見上げる。
紐がたくさんぶら下がっている。

足元は、鉄パイプのすのこ。その下にセメント床が透けて見える。
「第一では、あのセメントが溶けて、おそらそこに溶けた燃料棒などの塊があると思います。
だれも見たことがないのでわかりませんが・・・」

原発の内部は、最先端のピカピカの超高性能な工場現場のような感じかと思いきや、
むき出しの機器の数々や、ほの暗い場内を見て、一昔前の工場内部のようであり、ひたすら圧迫感を感じた。

私たちは、チェック、防備、その他が約1時間、場内にいたのは約1時間の視察だったが、心底、疲れた・・・。

もとより福島第二では、福島第一のような高濃度の放射能は出ていないのだろうが、
「板子一枚下は地獄」という言葉を繰り返し思い出しながら薄暗い中を歩いた。

働く人の精神的なストレスは大変なものだと、改めて体感した・・・。

事故後の対応に腹の立つことの多い東電だが、それは、お偉いさんの問題で、
そこでなんとか復旧に向けて働いている現場の人たちには、ひたすら頭が下がる。
働く人の命を守れる労働環境整備にむけて声を上げていきたい。

福島第一は今後、復旧に30年から40年と言われているが、それは、そうであってほしいという願望でしかない。
未だにメルトダウンした炉の内部さえ見ることができないのら、今後、どれだけ後始末に時間と人手がかかるかわからない。

そして、現場労働者の被爆を考えれば、いつまで、毎日6000人の人を投入できるのかもわからない。
ホントに危険な現場に、なかなか仕事が見つけられない最底辺の人や、外国人労働者を注ぎ込むようなことも許してはならない。
ましてや、原発再稼働など、とんでもない、と言わざるを得ない。

福島第二原発も、海側(南側)は、津波、地震被害の跡が、今もいたるところにそのまま残っていた。
「第二原発は再稼働させてもいいんじゃないか」などという寝ぼけた考えを口にする政治家やお偉いさんは、断じて許せない。

しかし、両日とも、丁寧に、率直に対応してくださった担当者の方々には、心から感謝している。

貴重な機会を頂いたこと、そして真摯な対応をしていただいたことに感謝し、くれぐれも健康に留意して働いて欲しいと願わずにいられない。
小宮さん代表質問 坂田!
本日は、小宮さんの代表質問。
館山坂田(ばんだ)からも多くの方々が早朝から駆けつけてくださいました。
質問事項が多岐にわたるので、小宮さんは、いつもより早口です。(がんばれ!)

冒頭が、坂田の残土問題。
服部回漕店(残土業者)によって過去4年間で96万5186㎥の土が運び込まれたこと、その上にさらに46万㎥の土を積み上げるとんでもない計画の不当であることを問い正します。

同じ場所に積み上げるのだから「延長」でしょう、と言うのですが、
行政は、あくまで、
いったん終了しているのだから「新規」だ、 と言い張ります。

そして前回のブログにも書きましたが、二日前の28日夕方に業者に許可をだしているのです。

ありえないでしょう!
しかし、市民の常識は、行政には通じません。

ありえるのです!

かつて、あまりに不明朗な残土事業を、計画変更・・・また変更、と切れ目なく続け、
あげくには、当初計画の10倍以上の残土を運び込むような事例が重なり、住民から悲鳴が上がっていたので、
とうとう、県環境部が、平成15年に条例を改正したのです。

面積の変更は当初計画の1.2倍まで、
期間は、許可満了から1年以内に限定する
、としました。
「なんとしても、千葉の土と水を守らねばならない」との意気込みで、業者とケンカしながら県環境部が条例を改正したのです。

その結果、どこまでも埋め立てが拡大するような、悪質な事例は鳴りを潜めました。
業者の方も、条例変更を熟知していて、とても同一の場所で継続して積み上げるなどと言うことは無理だと思っていたからです。

それなのに・・・・今回の話です。
「一体何があったの? そんな話は条例改正後は聞いてないけど?」との私の質問に、
廃棄物指導課は、一度目は、先例として、袖ヶ浦の事業者のケースを示してきました。
(しかし、ここは、問題を起こし、農業委員がわいろを受け取ったことで新聞にも書かれた業者でしょ、指摘したら、ひっこめました)

二度目は、市原市深城の事例。
あれ?これは、先だって、業の停止を命じられたところじゃない?と指摘したら、
「いや、名前は似ていますが、その近くの埋め立て業者で、親戚関係かも知れませんが、当該事業者ではありません」だって。
・・・・腑に落ちないので、もう少し、調べてみることにします。
(業の停止中の業者とは、道路をはさんで向かい側・・・)

そして、今日です。
小宮さんが、頑張って、調べて質問しました。
再質問で、「少量の産廃が入っていて除去したとのことですが、その量はどれだけで、かつ、全部除去したのですか?」
と、質問したら
「除去した産廃の量は360キログラムで、取り除いたのは表に出ている分だけです」との答弁!
(言葉は正確ではありません。あとで、正確に書き直します。すみません)

え~?!!!?・・・・

産廃混りの残土から、産廃を除去?・・・????
360㎏が少量?・・・・う~~~~~ん・・・。

お昼休みに県庁前の橋のところで、坂田の皆さんとマイクで街宣。
お昼休みで外へ食事に行く県庁職員の皆さんにチラシも配りました。
県庁前街宣活動 館山坂田 1
坂田 県庁前 街宣
あきらめず、許可取り消しを求めて活動していきます。

市原でも残土条例改正を求めて、集会を行います。
(君津・木更津の残土条例改正のノウハウを学びます)
日時:10月23日(日)10時~12時
場所:南部健康福祉センター「なのはな館」
    (南総公民館近く)
おさそい合わせの上、ご参加ください。
館山坂田(ばんだ)の残土埋め立て許可!
県議会代表質問が28日から始まります。
小宮さんは、今、質問準備の最後の追い込みで四苦八苦。
そんな時に、驚きの残念なニュースが飛び込んできました。

昨日の5時過ぎ、廃棄物対策課から坂田埋立の許可を出したとの連絡。
30日(金)の小宮さんの代表質問を前に、あまりにもヒドイ仕打ちです。
このところ、担当者は、私たちのところに顔を出すこともせず、情報は徹底して非公開・・・。
そんなことが続いていました。
「まさか、議会中に抜き打ちで許可をだしたりしないよね」と何度も念を押しながら、議会準備を進めていたのに、
直前の、この、あまりの仕打ち!に、言葉を失っています。

どこで、だれの、どんな圧力があって、今回の結果になったのか・・・。
東京の豊洲騒動が、他人事とは思えません。
千葉だって、似たようなものです。
「嘘さえつかなければいい、隠し事は嘘じゃない!言わなかっただけ・・・」そんな姿勢があからさまです。

今、別件でも、廃棄物行政に異議を申し立てている最中ですが、
よくもまあ、次々と・・・・

・・・しかし、このまま黙って事業の開始を認めるわけにはいきません。

昨日は、怒りと落胆で、逆に妙に冷静になって、廃棄物指導課にこれまで黒塗りだった許可申請書の全面開示を求めて
即刻、一式を出すように要求しました。

ところが、政務調査課を通さないと出せないとの返答!

「じゃあ、こっちから出かけましょう」ということで、その足で私、小宮さん、入江さんと廃棄物指導課の部屋に乗り込み
直談判しました。
そして、なんとか、今日許可資料を出すように段取りをつけました。

小宮さんの代表質問の質問項目はすでに用意しているのですが、急きょ差し替えて(今度は、通告なしで)、
きっちり壇上から質問してもらいます。

仁義なき行政のふるまいに、心底腹を立てています。坂田の皆さん、ともに頑張りましょう!

小櫃川の水を守る総会&坂田環境サミット
9月10日、袖ヶ浦市民会館で「小櫃川の水をまもる会」の総会と学習会。
今年30年目の同会の総会は、いつも刺激的です。

メンバーは、管理型最終処分場「アラックス」の第三期処分場建設に反対して緻密な調査や学習会を重ね、事業者との交渉を続けています。
そんな中で、県外残土は持ち込ませない、という君津市の残土条例改正も成ったのだと思います。

講演会は、「景観のちからとは何か?」と題して、川上晃生先生(慶応大学名誉教授)のお話し。

景観が壊れる、とはどういうことか。

もともと文学が専門の先生のお話は、詩歌や小説、随筆の一節を取り出し、
作家たちが体現していた「景観のちから」をあぶりだします。

昭和21年という戦後の混乱期に「日本の山水」という井上康文の書物が編まれた、という驚き。

優れた景観、自然を五感で感じ、身にしみこませる、そんな体験が失われるとき、文明もまた失われるのではないか・・・

総会後の意見交換会で、ほんとに多様な意見が出ました。正解はないけど、それもまた、一興です。

そして、今日は、「ちば環境問題サミットin館山」が館山市コミュニティセンターで開かれました。
千葉の環境サミット石井
写真は、司会進行を務める石井市議会議員。

関係者の皆さま、入念な準備、本当にお疲れ様でした。
雨にもかかわらず、なんと170名以上の参加!

我が会派(小宮、藤代、入江、山本)も全員参加!
遠路、ありがとうございました。感謝!

主催者のあいさつの後、藤原さんからは、残土処分場と放射性廃棄物について。

私は、そもそも残土問題は何が問題なのか?どうしてそんな問題が生じるのかについて、話しました。
サミットイン館山山本

鋸南町の汚染土壌処分場阻止に向けて、その経緯、地元の取り組みについての発表。
応援してくださる弁護士さんたちからは、同処分場における裁判の状況。

そして、地元館山坂田(ばんだ)の新たな残土処分場問題に取り組んでいる方からの発表。
同処分場の中止を求める裁判の経過と課題についての弁護士さんの意見。

その他、各地で、産廃、残土問題や放射性廃棄物問題に取り組んでいる人たちから、次々と声が上がりました。

各地からの熱い活動と想いと発表が、坂田の地元のみなさんの力になれば、うれしいです。

さて、明日から、また頑張ろう!

おまけは、市原勝間の再生土の最近の写真です。
改良土両サイド




鋸南開発汚染土処理施設操業差し止めの仮処分
今日も曇天ですが、空が晴れ晴れするニュースです。

千葉日報のニュース!

計画中の汚染土埋め立て処理施設をめぐり、地元住民51人と勝山漁協が環境悪化を理由として、事業者の鋸南開発に操業差し止めを求めた仮処分申し立てで、地裁木更津支部は、21日までに住民17人と漁協の主張を認め、操業差し止めを命じる決定を下した。

処理施設は、同社が所有する採石場跡地に、道路工事などで出た土砂を埋め立て処理する計画。

地元住民と同漁協は、汚染物質を含んだ土砂による周辺環境の悪化や、施設からの排水による漁協への悪影響を訴えている。

一方、鋸南開発は、埋め立てる土砂は自然由来に限定し、水に溶け出さない不溶化処理を行うとして、安全性を主張していた。

柴田社長は、
「弁護士とともに裁判所の決定書を精査している。今後もしかるべき対応を進めるが、
現時点では、具体的な対応については差し控える」 とのコメントを出した。

同社は県へ土壌汚染処理業の許可申請を出しており、住民と漁協は県を相手取り許可差し止めを求める行政訴訟を千葉地裁に起こしている。


一歩前進!めでたい!
鋸南開発
プロフィール

ichiharatomoko

Author:ichiharatomoko
     
1948年石川県生まれ
早稲田大学卒業
市原市議2期を経て千葉県議(2期目)
市民ネットワーク千葉県共同代表

子ども3人は独立し夫と2人暮らし、ネコ1匹
趣味は絵を描くこと、俳句、散歩、読書

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