はるにれの里(その3)
ようやく、5月10日の分です。
朝から札幌市自閉症者自立支援センターゆいを訪問しました。

ここは、札幌市ののぞみ学園(第一種医療型自閉症児施設)の子供たちが、大人になって次の暮らしの場がない事態をなんとかしたい、と親達が十数年にわたる運動によって平成17年11月1日、開設しました。
運営主体は「はるにれの里」、今は札幌市の指定管理制度で受託し運営しています。
ユニット形式の建家で、
1Fは、
施設入所 定員30名、短期入所 定員6名、生活介護(入所&通所系)定員45名
2Fは
札幌市自閉症・発達障害支援センター(相談業務)となっています。
しかし、それだけではなく、その他の機関支援事業(要請があれば、いつでも助っ人に駆けつけます)
地域移行支援事業(3年掛けて、外へ出す)も行なっています。
説明をしてくださったのは、支援センター施設長の眞鍋龍司さんをはじめとするスタッフのみなさん。
ここでも「さりゅう」と同様、基本は、有期限・有目的で、障害者がここを終のすみかとするのでなく、ここを出ていくことを目指す、と強調されていました。
そこで、ここでは、研修を含めて、人材養成も行なっています。
研修の動員は、年間3000人~4000人。
(本来は、公的機関の勤めだと思うのですが・・)
「ゆい」では、発達障害のある方たちのうち、重度の障害のある人のために1階を。
知的障害を伴わない人の相談業務に応ずるのが、2階の発達障害支援センターとなっています。
一般に自閉症の人は様々な刺激を取捨選択してコントロールする力が弱い、というのが障害の特質です。
例えば、私たちは、視野に入ったものすべてを見るのでなく、
見たいものにフォーカスして周辺はぼやかせて見ています。
しかし、自閉症の人の中には、見えるもの全て、同じ強さで目に入ってしまう人がいます。
これでは、情報が多過ぎるスーパーや駅などは、たまりません。
同じく、広すぎる施設も辛いかもしれません。
また、逆に見たいものしか目に入らず、周辺が見えないので、危険にさらされる人もいます。
聴覚についても同じです。
私たちの耳は、どんなにうるさい状況の中でも、聞きたい声だけを聞き分けることができますが、
性能の悪い補聴器のようにすべての音を耳が拾ってしまうとしたら、たまりません。
きっとうるさくて耐えられないと思います。
自閉症の人たちの中には、そんな過酷な状況に、四六時中、置かれている人もいます。
だから、障害の故に、過酷な環境にさらされている人に対して、
情報をコントロールしてあげる、
筋道たてて見通しを立てられるように環境を整えてあげる、
それが、はるにれの里二人たちが行なっていることです。
(ざっぱくで、すみません)
一般の施設では、多くの人たちが集団生活をしているので、
その刺激自体が、自閉症の人たちを苦しめます。
だからユニット式の施設は、比較的やさしい環境といえます。
それでも、所詮は施設、
なんとかケアホームで過ごさせてあげたい、
というのが職員の願いです。
親御さんは、その穏やかな暮らしぶりをビデオで見て、
障害が軽減したのだと勘違いする人がいますが、
そうではなく、本人の障害にあった環境が整ったということなので、
そこは勘違いしないように、と言われました。
現に、親御さんが尋ねると、興奮してマイナスになる事の方が多いそうです。
(子を案ずる親ごさんは、ショックを受けられるとか・・・でも一人暮らしができることを喜ばなくっちゃね。)
施設内を案内していただき、作業館も見せてもらいました。

作業する当事者の方。じゃがいもの皮むきをしています。とても丁寧に黙々と。

ところで、これは何?

実は、作業が終わったら、美味しいお茶の時間ですよ、というカード。
作業前に半分のコップを貼り、残り半分のコップを貼り付けると作業は終了、お茶の時間となります。
2階の発達支援センターです。
人刺激に弱い入所者のために、出入口を工夫して、苦手な人と鉢合わせしないような間取りに改造して、スライド式のドアがついています。
そのドアの前に立つ自閉症・発達支援センターの所長の加藤さん。
発達障害に特化するために、あえて、「自閉症・発達支援センター」という名称となっています。

千葉県の強度行動障害のケアホームも、
はるにれの里に習って、
自閉症の方たちの地域移行に光がもたらされるよう願ってやみません。
本日は、午前中は、市原の福祉会の総会。
午後は、広域ガレキを考える学習会に出席しました。
朝から札幌市自閉症者自立支援センターゆいを訪問しました。

ここは、札幌市ののぞみ学園(第一種医療型自閉症児施設)の子供たちが、大人になって次の暮らしの場がない事態をなんとかしたい、と親達が十数年にわたる運動によって平成17年11月1日、開設しました。
運営主体は「はるにれの里」、今は札幌市の指定管理制度で受託し運営しています。
ユニット形式の建家で、
1Fは、
施設入所 定員30名、短期入所 定員6名、生活介護(入所&通所系)定員45名
2Fは
札幌市自閉症・発達障害支援センター(相談業務)となっています。
しかし、それだけではなく、その他の機関支援事業(要請があれば、いつでも助っ人に駆けつけます)
地域移行支援事業(3年掛けて、外へ出す)も行なっています。
説明をしてくださったのは、支援センター施設長の眞鍋龍司さんをはじめとするスタッフのみなさん。
ここでも「さりゅう」と同様、基本は、有期限・有目的で、障害者がここを終のすみかとするのでなく、ここを出ていくことを目指す、と強調されていました。
そこで、ここでは、研修を含めて、人材養成も行なっています。
研修の動員は、年間3000人~4000人。
(本来は、公的機関の勤めだと思うのですが・・)
「ゆい」では、発達障害のある方たちのうち、重度の障害のある人のために1階を。
知的障害を伴わない人の相談業務に応ずるのが、2階の発達障害支援センターとなっています。
一般に自閉症の人は様々な刺激を取捨選択してコントロールする力が弱い、というのが障害の特質です。
例えば、私たちは、視野に入ったものすべてを見るのでなく、
見たいものにフォーカスして周辺はぼやかせて見ています。
しかし、自閉症の人の中には、見えるもの全て、同じ強さで目に入ってしまう人がいます。
これでは、情報が多過ぎるスーパーや駅などは、たまりません。
同じく、広すぎる施設も辛いかもしれません。
また、逆に見たいものしか目に入らず、周辺が見えないので、危険にさらされる人もいます。
聴覚についても同じです。
私たちの耳は、どんなにうるさい状況の中でも、聞きたい声だけを聞き分けることができますが、
性能の悪い補聴器のようにすべての音を耳が拾ってしまうとしたら、たまりません。
きっとうるさくて耐えられないと思います。
自閉症の人たちの中には、そんな過酷な状況に、四六時中、置かれている人もいます。
だから、障害の故に、過酷な環境にさらされている人に対して、
情報をコントロールしてあげる、
筋道たてて見通しを立てられるように環境を整えてあげる、
それが、はるにれの里二人たちが行なっていることです。
(ざっぱくで、すみません)
一般の施設では、多くの人たちが集団生活をしているので、
その刺激自体が、自閉症の人たちを苦しめます。
だからユニット式の施設は、比較的やさしい環境といえます。
それでも、所詮は施設、
なんとかケアホームで過ごさせてあげたい、
というのが職員の願いです。
親御さんは、その穏やかな暮らしぶりをビデオで見て、
障害が軽減したのだと勘違いする人がいますが、
そうではなく、本人の障害にあった環境が整ったということなので、
そこは勘違いしないように、と言われました。
現に、親御さんが尋ねると、興奮してマイナスになる事の方が多いそうです。
(子を案ずる親ごさんは、ショックを受けられるとか・・・でも一人暮らしができることを喜ばなくっちゃね。)
施設内を案内していただき、作業館も見せてもらいました。

作業する当事者の方。じゃがいもの皮むきをしています。とても丁寧に黙々と。

ところで、これは何?

実は、作業が終わったら、美味しいお茶の時間ですよ、というカード。
作業前に半分のコップを貼り、残り半分のコップを貼り付けると作業は終了、お茶の時間となります。
2階の発達支援センターです。
人刺激に弱い入所者のために、出入口を工夫して、苦手な人と鉢合わせしないような間取りに改造して、スライド式のドアがついています。
そのドアの前に立つ自閉症・発達支援センターの所長の加藤さん。
発達障害に特化するために、あえて、「自閉症・発達支援センター」という名称となっています。

千葉県の強度行動障害のケアホームも、
はるにれの里に習って、
自閉症の方たちの地域移行に光がもたらされるよう願ってやみません。
本日は、午前中は、市原の福祉会の総会。
午後は、広域ガレキを考える学習会に出席しました。



































